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ブラタモリ ~東海道五十七次編~ 雑感

2024-11-05 17:24:58 | 歴史
 8ヶ月ぶりに復活した「ブラタモリ ~東海道五十七次編~」を3日連続で見た。今回のテーマである東海道の別ルートに込めた徳川の思惑もよく理解できた。五十三番目の大津で分岐させ、五十四次:伏見、五十五次:淀、五十六次:枚方、五十七次:守口の四宿を経て大坂高麗橋のゴール地点まで約54kmの旅。旅の様子はNHKプラスで1週間は配信されるのでまた後日ということにして、全体を通じた感想を記してみた。
 まず今回は3日連続の放送だったが、初日のみ45分で、2日目と3日目は28分だったので、できれば2日間にまとめて放送してもらいたかった。オープニングは井上陽水の「女神」をつい待ってしまう。あのラテンブラスとパーカッションのノリの良さが懐かしい。ナレーターのあいみょんは初めてだから無理もないが、まだ存在感を示すところまでは行かなかった。タモリさんのパートナー佐藤茉那アナも初出演で熊本局の新人時代よりも大人しめだったが、枚方鍵屋で案内した学芸員の「ごんぼ汁」の話に「もっと良い記述は」とツッコんだところは良かった。伏見からもっぱら下り船を利用する旅人目当ての「くらわんか舟」の話は面白かったが、客を舟着させるための遊郭や宿の飯盛女の話が出なかったのはNHK的な配慮か。
 タモリさんはやはり歳とったなぁという印象。同世代としてもうしばらく頑張っていただきたい。 


枚方鍵屋にて


淀川舟運と枚方宿