徒然なか話

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熊本城炎上の謎

2018-03-02 19:20:29 | 歴史
 熊本地震で甚大な被害を被った熊本城大小天守閣の復旧工事が進む中、NHK大河ドラマ「西郷どん」が放送中ということもあり、西南戦争時の熊本城炎上の謎に再び注目が集まっている。
 NHK熊本放送局では、夕方の情報番組「クマロク!」のホームページで「西南戦争最大の謎 熊本城炎上に迫る」と題してこの話題を取り上げている。


明治10年に焼失する前の大小天守閣

 僕の高校の恩師、平田忠彦先生が、昭和28年に能日新聞の「サンデー短篇」という企画に応募され、秀作に選ばれて紙上に掲載された「炎上」と題する短編小説がある。その内容は先生のお父上やご祖父母の体験談をまとめたものであるという。これを読むと、当時の熊本市民が受けた衝撃や悲しみがよくわかる。
 なお、この短編の挿絵を描いたのは、まだあまり知られていなかった頃の坂本善三画伯である。