徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

「3.11」 と 田原坂

2018-03-11 18:18:48 | 
 あれから7年。あの日、僕は母と家内を連れて田原坂公園に行った。翌日の「九州新幹線全線開業」を前に役割を終える「リレーつばめ」のラストランを見るためである。高台の公園で「リレーつばめ」の通過を待っているところに東北の大地震の一報が入った。写真撮影もそこそこに、帰途の車中、巨大な大津波が東日本の太平洋沿岸を襲っているというニュースを聞いた。家についてテレビをつけると目を覆いたくなるような悲惨な大津波の映像が流れていた。そして、「九州新幹線全線開業」のイベントはすべて中止というテロップが流れた。衝撃的なあの日以来、僕にとって「3.11」と田原坂は切り離せない思い出となった。
 あの日から7年の今日、奇しくも植木文化センターで「第20回民謡『田原坂』全国大会」が行われた。幼児から90代の高齢者まで、大勢の方が民謡「田原坂」を熱唱される姿を見ながら、こんな穏やかな日を過せるありがたさをしみじみと感じた。