徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

今年の能・狂言は…

2023-01-17 22:21:35 | 伝統芸能
 昨年はとうとう能を見る機会がなかった。仕舞や舞囃子は何度か見たのだが、装束を着けた正式な能は見ることができなかった。今年も正月の松囃子は藤崎八旛宮の初詣の時に見たのだがどうなることやら。
 今月は大江幸若舞や久留米座能など見たい催しが続くのだが、百歳の母が目を離せない状態なので行けそうもない。
 今思えば、2021年3月に水前寺成趣園能楽殿で行われた「翁プロジェクト」は、コロナ禍の中、よくやってくれたなと思う。「翁」は前から最も見たかった演目で、これまで一度も見たことがなく、生きているうちに見るチャンスはあるだろうかと思っていたので「翁プロジェクト」が予定通り開催されたことは何よりも嬉しかった。
 コロナ禍もいまだ油断できない状態が続いているし、先の見とおしも予断を許さないが、せめて1年に一番でも能を見ることができれば嬉しいのだが。



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2 コメント

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Re:小父さんK様 (FUSA)
2023-01-18 12:02:11
謡がお祖母様の思い出になっているのは素敵ですね。

「翁」の「とうとうたらり」や三番叟の「おおさえ おおさえ よろこびありや」などという詞章はいろんな芸能にも使われておなじみですし、どこかでお聞きになったことはあると思います。

謡は一時やってみようかなと思ったこともありましたが、その独特の発声が難しくてあきらめました(笑)
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Unknown (小父さんK)
2023-01-18 09:47:46
動画を観ながら福岡での祖母の世界に入っているような気分に浸りました。

お謡は年中ひとりで謡っていましたが、たしか一度だけ狂言の舞台に連れていってもらった気がします。

動画から流れる音声は耳に残っている気がするのですが、テレビで時々やっていたんですかね。

いやいや、FUSAさんは高尚なご趣味をもっていらっしゃいますね。

謡曲はやられるんですか?

有難うございました。
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