どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

よるのおはなし

2016年09月12日 | 絵本(外国)



   よるのおはなし/ハウアスレウ・さく クランテ・え きむらゆりこ・やく/偕成社/1978年
 

 デンマークで発行されて、日本で翻訳されたのは1978年。
 サイズ(cm)が16×13と小型。

 今は絶版のようで、珍しくネットで検索してもでてきません。

 夜、くまくんの仲良しのドーテちゃんはぐっすり眠っています。むっくりふとったペンギン君、ボールも赤毛の猫もねむっています。
 人形はゆかにほうりっぱなし。窓の外では、お星さまがひかっています、

 やがて窓の外が明るくなり、ことりの歌もきこえてきます。
 ドーテちゃん、起きて、朝ですよ。夜はどこかへいってしまいました。
 おはようのあいさつのあとで・・・・。

 わが家の本棚ですてないでとっておいた絵本。

 子どもが小さいとき読んであげたかどうかの記憶も定かでありません。

 今のカラフルな絵本とは趣がことなって、何十年か前の絵本を思い出させてくれました。

 何の変哲もない絵本なのですが、夜眠る前によむと、朝の幸せな予感がします。