どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

おはなし会・・三芳町 2018.2

2018年02月21日 | お話し会

 今日の午後、三芳町「かにかにこそこそ」のおはなし会でした。
 いつものおはなし会とちがって、テーブルに椅子。テーブルでは飲み物やおかしなどリラックスした雰囲気でした。

 あらかじめプログラムが用意されているおはなし会がほとんどですが、この日は、語り手の方が複数の候補をだし、聞き手の方の希望で話されていました。

 用意されていたのは全部で31。多い方で六つ、少ない方でも三つのなかからでした。

 1 セツ ブーン(頭に柿の木 NPO法人語り手の会)
 2 チムラビットとはさみ(チムラビットのぼうけん 童心社)
 3 ふしぎなオルガン(ふしぎなオルガン 岩波少年文庫)
 4 ラプンチェル(子どもに語るグリムの昔話➂ こぐま社)
 5 北風に会いに行った少年(おはなしのろうそく13 東京子ども図書館)
 6 鋳掛屋と幽霊(明かりが消えたそこあとで 編書房)
 7 えんまになった団十郎(日本むかしばなし15 ポプラ社)

 上記はくじ引きで、そのほかに「よい商売」(北欧のむかし話 偕成社文庫)と「めいどからのことづて」(松谷みよ子 むかしむかし6 講談社)。

 いろいろな場所で語られているので、こうした試みができるのも不思議ではないのですが、おはなしカフェメニュー一覧というのも洒落た感じでした。

 聞き手のかたが選んだものも、笑い話あり、怖い話あり、じっくり聞ける話と結果的にバランスがとれたものでした。

 「えんまになった団十郎」は、市川團十郎が地獄に行って閻魔様にとってかわるというのですが、歌舞伎調の見得におもわず喝采でした。
 「かにかにこそこそ」のみなさんに感謝です。


この記事についてブログを書く
« ジュング王子の旅・・インド | トップ | ねんどの神さま »
最新の画像もっと見る

お話し会」カテゴリの最新記事