ミヒャエル・ジョン・ヒュードの「協奏的シンフォニア」を聴く

昨日は一日雨が降り続いたため、ウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1928年生まれのヒュードの作品。
グロスターに生まれた彼はオクスフォード大学で学び、
レノン・バークリーに作曲を師事した。
管弦楽曲や室内楽曲、合唱曲など様々な分野の作曲をしている。
「協奏的シンフォニア」は、1968年に作曲され、1973年初演された。
聴いたＣＤはロバート・ギブスのヴァイオリン、
デーヴィッド・ロイド＝ジョーンズ指揮、
ロイヤル・バレエ・シンフォニアの演奏によるもの。
第一楽章アレグロ・モデラートは、弦楽器全体の伴奏の上に、
ヴァイオリンが軽快に旋律を奏でて始まる。
叙情的でロマンティックな旋律がヴァイオリン・ソロに現れ、
弦楽器全体がそれに絡み合いながら、最後静かに終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器全体でゆったりとした感じで始まる。
途中からヴァイオリン・ソロが入り、甘美な旋律を奏でていく。
第三楽章プレストは、軽快なテンポで始まる楽しい感じの曲。
リズミカルな弦楽器全体の上に、ヴァイオリン・ソロが絡み、
滑稽な感じの旋律でもあり、最後はかわいらしく終わる。