昨日は片倉町から天王町まで歩きました。
グーグルで示された三ツ沢公園を横切るルートで歩いてみた。
途中聴いたのはグスタフ・ホルストのバレー音楽である。
合唱付きバレー音楽「金のガチョウ」作品45の1H163は、
1925年の終わりから1926年にかけて作曲された作品のようで、
ホルストが勤めたモーリー大学に曲は献呈されている。
その大学の学生とセント・ポール女学校生徒により、
聖霊降臨祭の1926年5月24日に初演されたようだ。
今回聴いたCDはジストレーヌ・モーガンのソプラノ、
サラ・ベイナートのアルト、ジェレミー・オーブンデンのテノール、
ギルドフォード合唱協会、ヒラリー・ディヴァン・ウェットン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団による演奏である。
ある日3人の兄弟が森に木を切りにいった時に、小人に会った。
小人は食べ物をねだるが、二人の兄弟はそれにこたえず、
一番下の弟だけがそれに応じると、小人は金のガチョウをくれる。
しかし、その金のガチョウに手が触れると離れられなくなり、
数珠つながりになった人々が城に向かって歩いていく。
その頃城には一度も笑うことのない王妃がいたが、
その金のガチョウと数珠つながりになった人々たちを見て初めて笑った。
感心した王は弟と王妃を結婚させたというグリム童話の
「金のガチョウ」から、その作品の題名が採られているようだ。
ここ作品はその話の終わりの祝宴のシーンから始まっている。
したがって、曲の最初の前奏曲はトランペットにより、
輝かしい王宮の祝宴の様子を示している感じだ。
合唱は結ばれた王と王妃の様子を祝っている感じだ。
合唱はそのあと宴の中で演ずる役者を楽しむ様子を歌っていく。
「人間のオルガン」というところは、歌詞のない合唱がしばらく続き、
管弦楽が入ったところで歌詞を歌いだすが、
そのあとは管弦楽のみの民謡風の音楽が4曲続く。
「3人の娘の踊り」のところではヴァイオリン・ソロに続き、
同じ旋律をフルートが受け継ぎ、弦楽器がさらにそれを受け継いでいく。
やがてヴァイオリン・ソロも入り絡み合いながら曲は進行する。
次の「ガチョウの踊り」も民謡風の舞曲で、その旋律を繰り返しながら、
金管楽器や打楽器も加わり盛り上がりをみせていき、
再び合唱が加わり愛の歌を歌い、前奏曲の輝かしい旋律も現れる。
そのあとのアカペラの音楽がいかにもホルストらしく、美しい。
最後は舞台裏のトランペットが鳴り響いたあと、ティンパニが弱く叩き、
管弦楽器も祝宴の余韻を楽しむように静かに奏でられ、終わる。
グーグルで示された三ツ沢公園を横切るルートで歩いてみた。
途中聴いたのはグスタフ・ホルストのバレー音楽である。
合唱付きバレー音楽「金のガチョウ」作品45の1H163は、
1925年の終わりから1926年にかけて作曲された作品のようで、
ホルストが勤めたモーリー大学に曲は献呈されている。
その大学の学生とセント・ポール女学校生徒により、
聖霊降臨祭の1926年5月24日に初演されたようだ。
今回聴いたCDはジストレーヌ・モーガンのソプラノ、
サラ・ベイナートのアルト、ジェレミー・オーブンデンのテノール、
ギルドフォード合唱協会、ヒラリー・ディヴァン・ウェットン指揮、
フィルハーモニア管弦楽団による演奏である。
ある日3人の兄弟が森に木を切りにいった時に、小人に会った。
小人は食べ物をねだるが、二人の兄弟はそれにこたえず、
一番下の弟だけがそれに応じると、小人は金のガチョウをくれる。
しかし、その金のガチョウに手が触れると離れられなくなり、
数珠つながりになった人々が城に向かって歩いていく。
その頃城には一度も笑うことのない王妃がいたが、
その金のガチョウと数珠つながりになった人々たちを見て初めて笑った。
感心した王は弟と王妃を結婚させたというグリム童話の
「金のガチョウ」から、その作品の題名が採られているようだ。
ここ作品はその話の終わりの祝宴のシーンから始まっている。
したがって、曲の最初の前奏曲はトランペットにより、
輝かしい王宮の祝宴の様子を示している感じだ。
合唱は結ばれた王と王妃の様子を祝っている感じだ。
合唱はそのあと宴の中で演ずる役者を楽しむ様子を歌っていく。
「人間のオルガン」というところは、歌詞のない合唱がしばらく続き、
管弦楽が入ったところで歌詞を歌いだすが、
そのあとは管弦楽のみの民謡風の音楽が4曲続く。
「3人の娘の踊り」のところではヴァイオリン・ソロに続き、
同じ旋律をフルートが受け継ぎ、弦楽器がさらにそれを受け継いでいく。
やがてヴァイオリン・ソロも入り絡み合いながら曲は進行する。
次の「ガチョウの踊り」も民謡風の舞曲で、その旋律を繰り返しながら、
金管楽器や打楽器も加わり盛り上がりをみせていき、
再び合唱が加わり愛の歌を歌い、前奏曲の輝かしい旋律も現れる。
そのあとのアカペラの音楽がいかにもホルストらしく、美しい。
最後は舞台裏のトランペットが鳴り響いたあと、ティンパニが弱く叩き、
管弦楽器も祝宴の余韻を楽しむように静かに奏でられ、終わる。