昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは1904年生まれのカバレフスキーの作品。
彼はサンクトペテルブルクに生まれ、モスクワ音楽院に進んだ。
そこで作曲についてはミャスコフスキーに師事した。
ピアノはゴリジェンヴァイゼルに師事し、ピアニストとしても活躍した。
交響曲第1番嬰ハ短調は1932年に作曲され、CDの解説によると
「偉大なる10月社会主義革命15周年」を記念して作曲されたようだ。
モスクワ音楽院大ホールで、ソ連放送交響楽団により初演された。
指揮はフランス人のジョルジュ・セバスティアンで、作品は、
ウラディーミル・グセフの1917年という詩に基づいているようだ。
第1楽章アンダンテ・モルト・ソスティナートは、
最初バスーンと弦楽器により重々しく神秘的な感じで始まる。
この主題はロシア民謡に基づいているようだ。
その後音楽は高まりをみせ、新しい主題が現れ、
金管楽器も加わり華やかな感じになる。
この主題は交響曲全体に登場する主題となる。
展開部においてこれらの主題は展開されていく。
革命前のロシアの人々の厳しい現実の生活と、
将来への期待を思わせるような音楽である。
第2楽章アレグロ・モルト・アジタート・エ・コン・スピリートは、
最初から全合奏で勢いのよいスタッカートの主題が奏される。
ついに十月革命の時が来たかのように思わせる闘争的な感じがある。
その一方で対照的な優しい旋律も奏される。
最初の主題は展開されて、次第に盛り上がりをみせていく。
6分前後では第一楽章の第二主題も奏される。
最後音楽は明るい未来を感じさせるような
輝かしい華やかな感じで終わる。
交響曲第2番ハ短調作品19は1934年に作曲された。
伝統的なスタイルで作曲された交響曲で、
初演は1934年12月アルバート・コーツの指揮、
モスクワ交響楽団の演奏により行われたようである。
第1楽章アレグロ・クワジ・プレストは、
軽快な旋律で始まり二つの主題によるソナタ形式で書かれている。
展開部で二つの主題は様々な形で展開され、
激しい音楽になり、大きな盛り上がりをみせる。
再現部を経て、最後はプレスティッシモのコーダで、
荒々しさをみせながら華やかに終わる。
第2楽章アンダンテ・ノン・トロッポは、ソナチネ形式の曲。
最初にフルートが奏する叙情的で、感傷的ともいえる主題が、
様々な楽器に引き継がれていき、徐々に音量を増し、
情熱的な音楽になっていき、その盛り上がりのあと、
イングリッシュ・ホルン等の楽器により第二主題が奏される。
物悲しい感じのこの主題の部分は比較的短く終わり、
その後は展開部に入り、第一主題による展開が続く。
再現部は第二楽章の感傷的な主題が奏されて始まる。
最後は静かに消え入るように終わる。
第3楽章プレスティッシモ・スケルツァンドは、
ロンド形式で書かれており、前半はスケルツォ的で、
軽快で明るい感じの主題が奏され、
後半はフィナーレ風で、主題をもとに展開され、
勇ましい感じにもなったりしながら、
シンコペーションも使いながら、
最後は華やかな感じでフィナーレを迎える。
途中聴いたのは1904年生まれのカバレフスキーの作品。
彼はサンクトペテルブルクに生まれ、モスクワ音楽院に進んだ。
そこで作曲についてはミャスコフスキーに師事した。
ピアノはゴリジェンヴァイゼルに師事し、ピアニストとしても活躍した。
交響曲第1番嬰ハ短調は1932年に作曲され、CDの解説によると
「偉大なる10月社会主義革命15周年」を記念して作曲されたようだ。
モスクワ音楽院大ホールで、ソ連放送交響楽団により初演された。
指揮はフランス人のジョルジュ・セバスティアンで、作品は、
ウラディーミル・グセフの1917年という詩に基づいているようだ。
第1楽章アンダンテ・モルト・ソスティナートは、
最初バスーンと弦楽器により重々しく神秘的な感じで始まる。
この主題はロシア民謡に基づいているようだ。
その後音楽は高まりをみせ、新しい主題が現れ、
金管楽器も加わり華やかな感じになる。
この主題は交響曲全体に登場する主題となる。
展開部においてこれらの主題は展開されていく。
革命前のロシアの人々の厳しい現実の生活と、
将来への期待を思わせるような音楽である。
第2楽章アレグロ・モルト・アジタート・エ・コン・スピリートは、
最初から全合奏で勢いのよいスタッカートの主題が奏される。
ついに十月革命の時が来たかのように思わせる闘争的な感じがある。
その一方で対照的な優しい旋律も奏される。
最初の主題は展開されて、次第に盛り上がりをみせていく。
6分前後では第一楽章の第二主題も奏される。
最後音楽は明るい未来を感じさせるような
輝かしい華やかな感じで終わる。
交響曲第2番ハ短調作品19は1934年に作曲された。
伝統的なスタイルで作曲された交響曲で、
初演は1934年12月アルバート・コーツの指揮、
モスクワ交響楽団の演奏により行われたようである。
第1楽章アレグロ・クワジ・プレストは、
軽快な旋律で始まり二つの主題によるソナタ形式で書かれている。
展開部で二つの主題は様々な形で展開され、
激しい音楽になり、大きな盛り上がりをみせる。
再現部を経て、最後はプレスティッシモのコーダで、
荒々しさをみせながら華やかに終わる。
第2楽章アンダンテ・ノン・トロッポは、ソナチネ形式の曲。
最初にフルートが奏する叙情的で、感傷的ともいえる主題が、
様々な楽器に引き継がれていき、徐々に音量を増し、
情熱的な音楽になっていき、その盛り上がりのあと、
イングリッシュ・ホルン等の楽器により第二主題が奏される。
物悲しい感じのこの主題の部分は比較的短く終わり、
その後は展開部に入り、第一主題による展開が続く。
再現部は第二楽章の感傷的な主題が奏されて始まる。
最後は静かに消え入るように終わる。
第3楽章プレスティッシモ・スケルツァンドは、
ロンド形式で書かれており、前半はスケルツォ的で、
軽快で明るい感じの主題が奏され、
後半はフィナーレ風で、主題をもとに展開され、
勇ましい感じにもなったりしながら、
シンコペーションも使いながら、
最後は華やかな感じでフィナーレを迎える。