Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

モーリス・デュリュフレの「我らの父」作品14を聴く

2011-01-21 05:39:36 | 古典~現代音楽フランス編
ここのところ忙しい日が続いており、あわただしい。
ゆっくり、音楽を聴くような余裕もなければ、
ウォーキングを楽しむ余裕もなかなかなく、昨日も休んだ。
やらなければいけないことはたくさんあるが、
うーんうまく時間を使えていない感じである。
今回とりあげるのは、1902年生まれのデュリュフレの作品。
「我らの父」作品14は、1976年に作曲された。
無伴奏混声四部合唱のために作曲された短い作品である。
聴いたCDは、ミッシェル・プラッソン指揮、
オルフェオン・ドノスティアッラの演奏によるもの。
素朴な旋律が四部合唱で優しく、おだやかに歌われる。
あっという間に終わる短い曲であるが、心にしみてくる曲である。
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クロード・ドビュッシーのクラリネットと管弦楽のための第一狂詩曲を聴く

2011-01-20 05:51:23 | 古典~現代音楽フランス編
昨日も一日忙しく、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1862年生まれのドビュッシーの作品。
クラリネットと管弦楽のための第一狂詩曲は、1810年に作曲された。
パリ音楽院のクラリネット科卒業コンクールの課題曲として書かれた
クラリネットとピアノのための第一狂詩曲を管弦楽に編曲したものである。
聴いたCDは、ジャン・マルティノン指揮、
フランス国立放送管弦楽団の演奏によるもの。
弦楽器などによる幻想的な伴奏に乗ってクラリネットが旋律を吹く。
それは、ドビュッシーらしい牧歌的で、けだるい感じの音楽である。
技巧的な部分もありながら、おどけたような部分もあり、
魅力あふれる音楽であり、軽快に主題を繰り返しながら曲は展開し、
最後は盛り上がって、高揚した中で終わる。
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アンリ・デュパルクの交響詩「レノール」を聴く

2011-01-19 05:55:46 | 古典~現代音楽フランス編
昨日も一日忙しく、ウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは、1848年生まれのデュパルクの作品。
パリに生まれた彼は、フランクに作曲を師事した。
30代後半に神経衰弱のため、作曲活動ができなくなった。
交響詩「レノール」は、1875年に作曲された。
戦争で死んだ婚約者が、嘆くレノールのもとに現れ、
黒い馬に乗せていくが、真夜中の鐘とともに消え去り、
彼女も死ぬというビュルガーのバラードに基づいている。
聴いたCDは、ミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏によるもの。
弦楽器により悲愴感を漂わせゆったりと始まり、木管楽器が加わる。
金管楽器も加わり、徐々に盛り上がりをみせていく。
冒頭を聴くだけでもワグナーの「トリスタンとイゾルデ」からの、
影響を感じさせるもので、婚約者を失ったレノールと彼の愛が示される。
金管楽器が活躍し、勇ましい音楽となり、ロマンティックな部分も感じさせる。
ドラマティックな展開をみせながら、高揚しクライマックスを築く。
ティンパニが叩くところから、音楽は静まり、木管楽器も哀愁漂う旋律を奏で、
最後は弦楽器のみが残り、彼女の死を暗示し、静かに終わる。
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エルネスト・ショーソンの交響詩「祭の夕べ」 作品32を聴く

2011-01-18 05:38:13 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は、ウォーキングを休みました。
昨日聴いたのは、1855年生まれのショーソンの作品。
交響詩「祭の夕べ」 作品32は、1898年に作曲された。
聴いたCDは、ミッシェル・プラッソン指揮、
トゥールーズ・カピトール国立管弦楽団の演奏によるもの。
弦楽器により軽快に始まる音楽は、祭りの賑やかさを示している。
金管楽器も活躍し、華やかな感じになり、いったん静まる。
ハープやホルンによりロマンティックな夜の世界が描かれて、
再び軽快な祭りの音楽が奏でられ、徐々に盛り上がりをみせ、
いったん静まったあと中間部の夜の情景が繰り返されて、
木管楽器が弦楽器と絡みながら、最後は静かに終わる。
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ガブリエル・ピエルネの「寺院」を聴きながら、西谷から二俣川まで歩く

2011-01-17 05:13:37 | 古典~現代音楽フランス編
昨日は、西谷から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1863年生まれのピエルネの作品。
「寺院(ユージェンヌ・モランの劇詩のための前奏曲第1番)」は、
第一次世界大戦当時の愛国文学であるモランの劇詩「寺院」に基づき、
1915年に作曲された愛国的な内容の作品である。
聴いたCDの中にはその中から一曲選ばれており、
オーケストラのための舞踏曲が入っている。
聴いたCDは、ピエール・デヴォー指揮、
ロワール・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもの。
低弦がフランス国歌を重々しく奏していくのは、
第一次世界大戦の重々しい雰囲気を表している。
やがて、トランペットもフランス国歌を奏で、低弦が繰り返すが、
悲愴感を思わせる旋律をヴァイオリンに圧倒される。
ハープが入り、悲愴感漂う音楽に対し、フランス国歌が絡み、
それが終わるといったん弦楽合奏のみの音楽となり、
低弦がフランス国歌を繰り返し、鐘の音が鳴り、静かに終わる。
夜は二俣川の謝朋殿で紹興酒を飲みながら、コース料理を食べる。
どの料理もおいしく、満足できるものだった。
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