今シーズン初スキーに行く。
知り合いのA氏と、A氏の知り合いのB氏と、男三人のツアーである。私が一番若い。B氏とは初対面であったが、私と年齢が一回りも違う。A氏とは体格が一回りも違う。これはどうしても私が喜んでハンドルを握らざるをえない。そもそも二人にとって今日は完全オフ日である。昼間から酒が飲める。私は夕方から仕事が控えているから飲めない。だからちょうど良いのである。我々三人は私の軽自動車に乗り込み、午前7時地元発、午後3時地元着という時間制限の中、片道二時間弱のスキー場へ向かった。
ぼたん雪の舞う天候ながら、初スキーは爽快であった。それはともかく、驚いたのは同行二人の酒豪ぶりである。
午前の「お茶」休憩で缶ビールを二本空け、昼食に入った昭和四十年代風の食堂ではビールの大瓶から始まり、おでんにモツ煮に熱燗へと、完全に宴会態勢である。飲めない私は大盛りカレーを平らげると一人でまた滑りに出たが、戻ってみるとまだ飲んでいた。食堂の親父と盛んに議論を交わしている。
帰りの道中でもさらに飲み続けた。二人とも陽気な呑み助だから話を聞いているだけで面白いが、「どんどん真直ぐ行こう。どうせどこかに着く」などといい加減なナビゲーションをするから危険である。
無事帰還の後、私は仕事場へ向かった。二人は夕方から飲む店の相談をしていた。
何だか妙に感心させられた一日であった。
カメラを忘れ、写真が一枚も無いのが心残りである。
知り合いのA氏と、A氏の知り合いのB氏と、男三人のツアーである。私が一番若い。B氏とは初対面であったが、私と年齢が一回りも違う。A氏とは体格が一回りも違う。これはどうしても私が喜んでハンドルを握らざるをえない。そもそも二人にとって今日は完全オフ日である。昼間から酒が飲める。私は夕方から仕事が控えているから飲めない。だからちょうど良いのである。我々三人は私の軽自動車に乗り込み、午前7時地元発、午後3時地元着という時間制限の中、片道二時間弱のスキー場へ向かった。
ぼたん雪の舞う天候ながら、初スキーは爽快であった。それはともかく、驚いたのは同行二人の酒豪ぶりである。
午前の「お茶」休憩で缶ビールを二本空け、昼食に入った昭和四十年代風の食堂ではビールの大瓶から始まり、おでんにモツ煮に熱燗へと、完全に宴会態勢である。飲めない私は大盛りカレーを平らげると一人でまた滑りに出たが、戻ってみるとまだ飲んでいた。食堂の親父と盛んに議論を交わしている。
帰りの道中でもさらに飲み続けた。二人とも陽気な呑み助だから話を聞いているだけで面白いが、「どんどん真直ぐ行こう。どうせどこかに着く」などといい加減なナビゲーションをするから危険である。
無事帰還の後、私は仕事場へ向かった。二人は夕方から飲む店の相談をしていた。
何だか妙に感心させられた一日であった。
カメラを忘れ、写真が一枚も無いのが心残りである。