た・たむ!

言の葉探しに野に出かけたら
         空のあお葉を牛が食む食む

さじ加減

2023年08月24日 | 写真とことば

集団の中にいると、図らずも間違いを犯してしまう。

孤立していると、何が正しいか不安に取り憑かれてしまう。

その加減が難しい。

※写真は、前回掲載し損ねた三本滝。

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吹屋

2023年04月21日 | 写真とことば

それは立ち止る勇気を得た人たちの、古くて新しい故郷であった。

 

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松江城

2023年04月21日 | 写真とことば

 

「昨今の、核戦争の脅威、温暖化の脅威、AIの脅威などと比べれば、昔の脅威というのは、言わば絵葉書ですな。」

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原点

2023年04月11日 | 写真とことば

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2022年11月12日 | 写真とことば

 毎年紅葉はいろいろ見て回るが、楓の見事なのはまだお目にかかっていない、という思いをずっと抱いていた。ところが近隣の人に聞けば、四柱神社が京都のようで見事だと言う。さっそく行ってみると、なるほど素晴らしい。楓のための小道まである。十数年松本に住んでいて、気づかなかった。まさに灯台下暗し。散歩で通りかかることはあっても、いつも俯いて歩いていたようだ。遠い観光地は顔を上げて歩き、近い地元は下を向いて歩く。

 よくない。まったくよくない。

 

 

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喫茶『三番地』でコーヒーを飲みながら考えたこと

2022年05月13日 | 写真とことば

 

 芸術は綺麗にすることではない。

 

    だが綺麗なものは美しい。そこから芸術の浸食が始まる。

 

 芸術は好きになることではない。

 

    だが好きなものは愛らしい。そこから芸術の腐食が始まる。

 

 芸術は心地よいことではない。

 

    だが心地よいものは所有したい。そこから芸術の堕落が始まる。

 

 芸術は高価なものではない。

 

    だが高価なものは妬まれる。そこから芸術の世俗化が始まる。

 

 確かに

 

    綺麗で、好きで、心地よくて、高価なものにも

 

 芸術は存在する。

 

 しかし決して!

 

    綺麗で、好きで、心地よくて、高価だから

 

       芸術であるわけではないのだ───────。

 

 ああ、まただ。    

 

    この辺りから

 

       芸術の際限なき押し問答が始まる。

 

※写真は、ええと、どこだっけ?

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一月十六日

2022年01月17日 | 写真とことば

 

 白川氷柱群を見に行った。

 片道二時間かけて行くほどのものではない気がしたが、まあそれでも冬の風物詩と言えよう。

 

 

 

   寒くても さみしくっても 川にゆく

 

 最近寝床で種田山頭火の句集をパラパラとめくることが多いので、その影響を受けている。

 道に積雪があり、途中でタイヤにチェーンを巻いたが、外すのにかなり難儀した。他の車は何でこの程度の雪で、という顔で通り過ぎていった。手がかじかみ、よっぽど冬らしい体験をした。

 帰路には奈良井宿に立ち寄り、珈琲を飲んだ。

 

 

 

 コロナはなかなか終息しない。日が沈むのだけやたら早い。

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義母(はは)逝く

2021年11月20日 | 写真とことば

 

 

空よ。ありがとう。

 

山よ、豊かなその緑よ。

 

風よ。小鳥よ。舞う花びらよ。

 

私の目に映るすべてのものよ。

 

今日この日までありがとう。

 

私はあなた方に支えられ

 

こんなに生きてこれました。

 

 

母よ。ありがとう。

 

父よ。ありがとう。

 

友よ。笑いさんざめく子どもたちよ。

 

私と出会ってきたすべての人たちよ。

 

今日この日までありがとう。

 

私はあなた方に愛されて

 

こんなに生きてこれました。

 

 

何ときらきらした美しい世界に

 

生きてきたのかと

 

嬉しくて

 

嬉しくて涙が自然にあふれ出ます。

 

ただ、ただ感謝したくて

 

今日まで生きてこれました。

 

もう少し生きたい気持ちもありますが───────

 

 

ふるさとよ。

 

この広い大地よ。

 

本当に、ありがとう。

 

そりゃ切ない思いもありますが──────

 

こんなに幸せだったから

 

本日、あなたのもとに帰ります。

 

 

 

 

 

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B

2021年08月12日 | 写真とことば

 

もう逃げるところすらなくなった。

これから先どうすればいいのか。

 

 

真昼のカシオペア座は求道者の心の隙を射貫く。

 

 

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脱稿

2021年05月29日 | 写真とことば

はじめた人だけ、おえることができる。

おえた人だけ、またはじめることができる

 

※写真は鍬ノ峰の山麓にて

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