気がつけば新年になっていた。家々の玄関には松が飾られ、立ち話をする人たちは年末年始という言葉を使い、そう言えば私も誰かにお年玉をあげ、どこかでおせち料理を食べた気がする。仕事に追われて意識が朦朧としていたのだろう。こういう、季節も暦もないような生活をいつまで続ける気なのか。
山の端に まだ見ぬ景色を 思ふ春
新年になり変わるものが壁掛けカレンダーと挨拶だけでは寂しい。今年こそは。今年こそは。
山の端に まだ見ぬ景色を 思ふ春
新年になり変わるものが壁掛けカレンダーと挨拶だけでは寂しい。今年こそは。今年こそは。