

11月17日、一関市東山町長坂にある名勝・げいび渓の近くにあるJR大船渡線げいび渓駅のトイレの脇に立派に咲き乱れている「サルビア(緋衣草)」を見つけました。げいび渓駅のトイレは、鉄道で訪れる人たちの玄関口にあたるだけに、立派なものできれいでした。


サルビア(緋衣草)シソ科 アキギリ属 Salvia splendens
サルビアの仲間は、世界中に750種以上分布し、多くの種類が花壇用や切花、香辛料、薬用に栽培されている。しかし、ふつうサルビアといえば和名をヒゴロモソウ(緋衣草)という「サルビア・スプレンデス」を指すという。
花色は緋赤が代表的だが、品種が豊富で桃(ピンク)、白、紫の花などがあり、特に低音期に色彩が鮮明になるという。
ブラジル原産の多年草。草丈は25~100cm、一般には春に種子蒔きして、1年草として育てられる。茎は四角形でよく枝分かれし、長い楕円形の葉を対生する。夏から秋(5~11月)にかけて枝先に緋赤色(真っ赤)の唇弁花を多数つける。