peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

秋に咲くクロッカス・サフラン

2005年11月19日 | Weblog



サフランアヤメ科 クロッカス属 Crocus sativus
小アジア原産の小形の多年草(球根植物)。クロッカスの仲間は春咲きが多いが、サフランは秋咲きである。赤い雌しべを摘み取って乾燥させ、薬用や香辛料(スパイス)にするために古代から薬用植物として栽培されてきたが、非常に高価である。湯を注ぐと黄色になり、料理に入れたり、沈静、婦人病の薬や健康茶として飲用されるという。現在では観賞用としても栽培されている。

 秋に地中の球根から線形の葉を多数のばし、10~11月に花を開く。全体に春咲きのクロッカスより大形で、草丈は20cm内外になる。花径は5~10cmで、花びらは淡紫色で濃い色の筋が入り、黄色の葯と赤橙色の長い雌しべが目立つ。雌しべは3つに分かれている。

 9月に球根を植えると10月末から11月に花を咲かせる。球根は花壇やコンテナに10cm程度の深さで植えつける。非常に丈夫で、机の上などに球根を放置しても花が咲く。別名:サフランクロッカス 

「四季を通してのウォーキング」とトクサ(砥草)

2005年11月19日 | Weblog


きょう(11/19)は、北上川学習交流館・あいぽーと(一関市狐禅寺字石ノ瀬)主催の「四季を通してのウォーキング」に妻と共に参加しました。

 「一関遊水地の周囲提や市内の旧跡を巡り、歩くことの楽しさを感じ、お互いの交流を深める」という趣旨で行われたもので、滝沢のアイ・ドームや東工業団地を経由して約2時間ほど歩きました。肌寒い天気でしたが、楽しいひとときでした。

 途中の民家の庭には、サザンカが咲いていましたし、イチョウもきれいに黄葉していました。






トクサ(砥草・木賊)トクサ科 トクサ属
山地の湿地に生える常緑性のシダ。観賞用としても古くから利用されている。茎は円柱形で、高さ50~100cmになり、先端に楕円形の胞子嚢穂が1個つく。昔は茎を物を磨くのに使ったことから、「砥草」の名がついたという。