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ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)スイカズラ科 ツクバネウツギ属
Abelia × grandiflora
半落葉または常緑の低木。根もとから枝分かれしてよく茂り、高さ1~2mになる。葉は対生または3個ずつ輪生し、長さ2~5cmの卵状楕円形で、厚くて光沢がある。
5~11月、淡紅色を帯びた白い花をつける。花は長さ1.5~2cmの筒状鐘形。かなり丈夫で、晩春から晩秋まで次々に花が咲き続ける。
園芸的に高配してつくられた品種(中国原産のA.chinensisとA.unifloraの交雑種)で、日本には大正時代に渡来したという。庭園や公園、道路のグリーンベルトなどによく植えられている。分布:中国
ふつう属名そのまま「Abelia(アベリア)」と呼ばれることが多いが、和名の「ツクバネ(衝羽根)」は、花がつく萼の形が羽根衝きの羽根に似ていることによる。
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