



きょう(11/26)は、朝から天気が良かったので、厳美町にある一関市博物館の講座に出席するついでに、真湯まで行ってみました。ブナの木はすっかり葉をおとしてしまっていましたが、黄葉をつけた木も見られました。
須川岳(栗駒山)に登る道路のゲートは閉ざされていました。来年の5月12日までは通行できないようです。
一関市博物館の庭に植えられているサンシュユ(山茱萸)の赤い実が太陽を受けてとてもきれいでした。







サンシュユ(山茱萸)ミズキ科 ミズキ属 Cornus officinalis
早春の日差しを受け、黄色の小さな花のかたまりを木全体に段々のように咲かせるので、「ハルコガネバナ(春黄金花)」とも呼ばれる。
朝鮮、中国原産の落葉小高木で、樹高は5mほどになる。樹皮は灰褐色で鱗片状にはがれる。
花期は3~4月、葉が出る前の短い枝の先に、20~30個が線香花火のようにつく。直径は1.5~3cm。花が終わると葉が伸び出し、長さは4~12cmになる。葉は対生し、卵形または楕円形で、裏面の主脈の基部には褐色の毛が多い。
日本には江戸時代中期に原産地の朝鮮半島から薬用植物として入ってきたが、早春の観賞用花木としても親しまれてきたという。現在では観賞用の花木として公園や庭園に植えられていることが多い。
秋には1.5cmほどの果実(核果)が赤く熟すが、その果肉を干したものが漢方の「山茱萸」で、和名はその音読みとのこと。赤い実にちなみアキサンゴ(秋珊瑚)とも呼ばれる。