peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市川崎町のスイセン(水仙)

2006年04月02日 | Weblog

4/1(土)、千厩野草会の「雪割草展」を見に千厩町に行くのに川崎町経由で行ったのですが、川崎町図書館に行きたいという妻の要望で図書館がある「川崎町生涯学習ステーション」(川崎町薄衣字諏訪前)に立ち寄りました。
 妻が図書館で過ごしている間に、施設の周りを一巡してみたところ、スイセン(水仙)やネコヤナギ(猫柳)の花に出会うことができました。

 上記画像のスイセンは、普通の水仙と比べると背丈がその半分にも満たない15cm程の大きさです。
 たぶん、ポルトガルに自生しているという原種のスイセン(ナルシッサス)・シクラミネウス(Narcissus cyclamineus)をもとに作出された園芸品種(「ティタ・ティタ(Tete-a-Tete):「テータテート」の名でも流通するという)ではないかと思われます。(下記の2枚の画像は花をアップしたものです。)


スイセン(水仙)ヒガンバナ科 スイセン属 Narcissus spp.
 スイセンは地中海沿岸地方原産の多年草(球根植物)で、古い時代に中国を経て日本に入ってきたと考えられている。「水仙」は中国名であるが、「スイセン」はスイセン属の総称として使われる場合が多いことから、日本に自生しているスイセンを特に「ニホンズイセン(日本水仙)」と呼ぶこともあるという。

 スイセンの仲間はヨーロッパ中南部から地中海沿岸に広く分布し、原種は約50種、園芸品種は1万以上も作出されているといわれており、形態などによって12系統に分類されるとのこと。いずれも花は黄色の濃淡や白の単色、また花弁と副冠(花の内側にあるカップ状のもの)が違う色のものが多い。
(下記の画像は、ふつうの背丈のスイセンです)
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