4/15(土)、一関市中里(石畑)のホームセンター・コメリ一関店の植木売場に根巻きされた「アカヤシオ(赤八汐)」が展示されていました。
アカヤシオ(赤八汐)ツツジ科 ツツジ属 Rhodendron pentaphyllum var.nikoense
山地の岩場などに自生する落葉低木。よく枝分かれして、高さは2~5mになる。葉は枝先に5枚ずつ輪生状につき、長さ3~6cm、幅2~3cmの広楕円形で、先は短く尖り、ふちと葉柄には長い毛がある。別名:アカギツツジ
4~5月、葉が出る前に明るい淡紅紫色の花がひとつの花芽から1個ずつ出て、やや下向きに咲く。花は直径4.5~6cmの広い漏斗状で、花弁はミツバツツジなどに比べて丸みがある。
花柄には長い腺毛がまばらにある。雄しべは10個あり、そのうち5個が短く、花糸の下部に白い毛が密生している。雌しべは無毛。
分布:本州(東北南部から関東、中部地方)
アカヤシオの母種の「アケボノツツジ」は、本州の近畿地方南部以西、四国、九州に分布する。樹形や葉、花の形などはアカヤシオと同じだが、アカヤシオは花柄に腺毛があり、雄しべの基部に毛があるのに対し、アケボノツツジは花柄に腺毛がなく、10個の雄しべの花糸のどれのも毛がない点が異なるという。