peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

釜石市唐丹町のオオバキスミレ(大葉黄菫)

2006年05月02日 | Weblog




4/29(土)、釜石市唐丹町字小白浜から字本郷へ海沿いの旧国道45号線を歩きました。お祭りが行われているため自動車で行けないので、国道45号線沿いの無料駐車場に車を置いて歩いたのです。
 途中に古道の「浜街道」と呼ばれている道と交差しているところがありましたので、地元の人の案内で下りてみました。オオバキスミレ(大葉黄菫)が咲いていました。
 小白浜~本郷間を結ぶ「唐丹さくらトンネル」が工事中でした。






オオバキスミレ(大葉黄菫)スミレ科 スミレ属 viola brevistipulata
北海道と、本州の日本海側の雪の多い地域の低山から亜高山にかけての林の下や草地などに生える多年草でしばしば群生する。

 葉は高さ5~20cmの茎の上部に3~4個つき、長さ5~10cmの卵形で、先は急に短く尖り、基部はハート形。

 花期は6~7月。花は直径1.5cmほどで黄色。側弁の基部は有毛。名前のように葉が大きく、鮮やかな黄色の花が咲く。

 和名は、普通のスミレに比べて葉が大きいこと、花が黄色であるということからつけられたもの。

 地方的な変化が多く、「ミヤマキスミレ」「エゾキスミレ」「フギレオオバキスミレ」「ナエバキスミレ」「ダイセンキスミレ」などの名前がつけられている。
分布:北海道、本州