peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のサボテン(仙人掌)の花

2006年05月09日 | Weblog


5月9日(火)、一関市東山町長坂のとこやさんに、見事な花を咲かせている「サボテン(仙人掌)」がありましたので、鉢を外に出して貰って写真を撮らせてもらいました。





サボテン(仙人掌)サボテン科 サボテン属 cactaceae
南米・北米の広い範囲に分布する多年草(半耐寒性多肉植物)で、長い乾燥に備え、水を蓄えるために茎が肥大して独特の形になり、多くは葉や枝の変化したものといわれるトゲ(刺)を持っている。

 サボテンの仲間は非常に多く、姿形は千差万別で、丈も数cmから10m以上になるものまであるという。
 多肉質で、ふつう茎に刺があり、葉は小さくなっているか退化している。花は枝と一体になった特殊な形態が多く、花色は黄、白、真紅、桃、橙など。

 ハシラ(柱)サボテン、ウチワ(団扇)サボテン、コノハ(木の葉)サボテンの3グループに大別される。
 美しい花を咲かせる花サボテンや小鉢仕立てにしたミニサボテンが多数出回り、丈夫さとかわいらしさ、姿や形の面白さなどから個性的なインテリアの鉢物として人気があるという。

一関市東山町のサトザクラの八重咲き品種「関山」

2006年05月09日 | Weblog


5月9日(火)、きょう東山町長坂の住宅団地内にある歯科医院の土手に植えてあるサトザクラの八重咲き品種が満開に近くなっていました。
 ことしは遅くまで雪が降ったこともあり、花の開花はどれも遅めになっていますが、この八重桜も例年に比べると遅いようです。ソメイヨシノはとうに葉桜になっています。






サトザクラの八重咲き品種「関山」バラ科 サクラ属 prunus spp.
狭い意味の「サトザクラ」は、オオシマザクラが元になって、それにヤマザクラやオオヤマザクラやエドヒガンなどが交雑したものを改良してきた品種の総称だが、一般にはサクラの園芸品種の総称として使われることが多い。

サクラは交雑し易い樹木のひとつで、古くから自然に交雑したものや人為的な交雑種から、多くの園芸品種が育成されてきた。また野生種の枝がわりなどから選抜改良されてきた品種もある。ふつう花期はソメイヨシノやヤマザクラより遅く、4月中旬から下旬にかけて開花する。

 「関山(かんざん)」は花の色が濃く華やかで、欧米でも人気のあるサトザクラだそうで、花は花弁がねじれて丸く盛り上がっている。枝が内側に無かって弓なりに曲がるため、樹形が盃状になるのが特徴とか。