peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

平泉町のハナカイドウ(花海棠)

2006年05月04日 | Weblog









きのう(5/3)、春の藤原まつりの最大のイベントである「源義経公東下り行列」が行われていた平泉町に行ってきました。

 前回(昨年)は、NHK大河ドラマ「義経」で主役を演じた人気タレント(滝沢秀明さん)が義経公役を務めたとあって、過去最多の25万人の人出があったということですが、今回(今年)も俳優の賀集利樹さんを義経公役に迎えて、華やかな平安絵巻が行われましたが、16万人にとどまったそうです。(平泉町観光協会発表)




ハナカイドウ(花海棠)バラ科 リンゴ属 Malus halliana
中国原産の落葉低木~落葉小高木で、日本には中国から入ってきたという。紅色の華やかな花が咲くので、「ミカイドウ(実海棠)に対して、「ハナカイドウ(花海棠)の名がある。花を観賞するために庭園や公園によく植えられているが、単に「カイドウ」と呼ぶときは、ハナカイドウを指すことが多い。

 幹は直立し高さ3~6mになる。葉は有柄で互生し、長楕円形または卵形で長さ4~9cm、縁には細かく鈍いの鋸歯がある。4月ごろ、枝先に垂れ下がって花を開く。花柄は細長く4~5mmほど。花は普通半ば八重咲きで直径3.5~5cmぐらいあり、紅色で美しい。果実は直径1cm以下。分布:中国中部

 なお、「ミカイドウ(実海棠)M.micromalus」の花は一重で垂れ下がらず、果実がおおきい。