peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)

2008年06月09日 | Weblog
一関市街地のヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)
 2008年6月9日




2008年6月9日(月)、コープコルザ一関(一関市石畑)の大駐車場
の近くに植えられている街路樹の根元でヒルザキツキミソウ(昼咲き
月見草)が花を咲かせていました。





ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)アカバナ科 マツヨイグサ属
oenothera speciosa
北アメリカ原産の多年草。大正時代末期に観賞用として渡来。
花壇などに植えられているほか、現在では関東以西の日当たり
のいい土地に野生化したものも見られるという。

高さは30~60㎝。葉は細長い笹の葉形で5~7㎝、先は尖り、
縁には浅い波状の鋸歯がある。下部の葉は羽状に切れ込む。
 5~7月、ツキミソウによく似た直径4㎝ほどの淡いピンク色
の花が咲く。花が白色のものもある。花弁は4枚あり、基部は
黄色を帯びる。柱頭[雌しべの先]は4裂、雄しべは8本。しぼむ
と、ピンク色の花も白い花も赤味を帯びる。蕾の時には下向き
だが、開花すると向きを変え、花びらをお皿のように開いて上
向きになる。

和名は、ツキミソウの仲間だが、昼間しっかりと咲いている
ので、「昼咲き月見草」とつけられた。

「ツキミソウ(月見草)」は、夕方から翌朝まで白花を咲かす
草で、ツキミソウといえるのは、この草だけ。
黄色い花が夜咲くマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、コマツヨ
イグサ、メマツヨイグサ(アレチマツヨイグサ)などは月見草
とは言えない。