peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

世界の椿館・碁石のマーガレット/モクシュンギク(木春菊)

2011年03月01日 | 植物図鑑

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2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中に赤や桃色の花をつけたマーガレットがありました。

 赤いマーガレット:マーガレット ブライト・カーマイン’Bright Carmine'

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キク科 アルギランセマム属 Argyranthemum:カナリア諸島を中心に22種が自生する。多年草で小低木状になる。

マーガレット キク科 アルギランセマム属 Argyranthemum frutescens

カナリア諸島原産の半耐寒性常緑多年草で、草丈は20~120㎝。茎の基部は木化するが耐寒性は低い。但し潮風には強く、わが国では伊豆半島の無霜地帯でよく栽培されている。頭花は径5㎝ほどで、舌状花は白色。日本へは明治時代に初めて導入されたが、その品種は塩害には弱かった。暖地では冬越しして茎が木質化するため、モクシュンギク(木春菊)とも呼ばれる。また、キダチカミツレとも呼ばれる。

出回っている園芸品種のほとんどが、原種フルテスケンスからつくられており、やや大輪の花を株いっぱいに咲かせる。一重の白花種が清楚な草姿で人気が高いが、シュンギクとの交配種の黄花や桃花種、また最近ではオレンジ色の花を咲かせるものもある。一重のほか八重や丁字咲き、鉢花に向く20㎝ほどの矮性種から120㎝ぐらいになる切り花用の高性種まで、様々なものが栽培されている。

一重咲きで黄色のキバナマーガレットや桃色、また桃色八重咲きや丁字咲きの’ピンク・マジック’cv.Pink Magicなどの品種がある。日本でも’チェルシー・ガール’cv.Chelsea Girlなど他種との交雑種が育成されている。用途:鉢植え、庭植え、切り花。

丁字咲き:キク科植物などの花形のひとつ。管状花が発達して全体が半球状になるもの。

栽培管理:日光を好むので日当たりと風通しの良い戸外に置く。こまめに花がらを摘み、すべての花が終わったら3分の1程度切り戻して涼しい半日陰に置く。寒冷地では冬は室内に取り込む。挿し芽で殖やす。関東地方では降霜で枯れるので、冬期はその対策が必要である。花期:3~6月。出回り時期:12~7月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

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http://item.rakuten.co.jp/mankai/860221/ [楽天市場:マーガレット ブライトカーマイン 1株:イングの森]

http://www.e-niwa.co.jp/knowledge/mame026/index.html [マーガレット:園芸の豆知識026:Re Garden リ・ガーデン:新和造園株式会社]

http://item.rakuten.co.jp/gardensk/739319/#739319 [楽天市場:花と緑の百花店:マーガレット]


世界の椿館・碁石のギョリュウバイ(魚柳梅)/レプトスパルマム

2011年03月01日 | 植物図鑑

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2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中にギョリュウバイ(魚柳梅)/レプトスペルマムがありました。

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フトモモ科 レプトスペルマム(ネズモドキ)属 Leptospermum:オーストラリア、ニュージーランド、タスマニアなどに79種が分布する。常緑の耐寒性低木または高木で切り花、花木、鉢植えなどに利用される。

ギョリュウバイ(魚柳梅)/レプトスペルマム フトモモ科 レプトスペルマム(ネズモドキ)属 Leptospermum scoparium

ギョリュウバイは、レプトスペルマム属の中では最も普通に栽培される種で、属名のレプトスペルマム(レプトスプレムム)が別名。針葉樹のネズに似るのでネズモドキの別名もある。葉はギョリュウに、丸い5弁の花はウメ(梅)に似ているので和名をギョリュウバイ(魚柳梅)といい、御柳梅、檉柳梅とも表記される。

マレー諸島、オーストラリア、ニュージーランド原産の常緑低木~小高木で、原産地では高さ5~10m以上になるが、温室の鉢植えでは高さ30~40㎝。枝は赤褐色で細い。葉は互生し、長さ約1.3㎝の線形~披針形で全縁で、小さく先端が尖る。若葉は裏面に絹毛がある。英語ではTea tree(ティーツリー)ともいうが、これはニュージーランドに移住した人たちが、昔、お茶の葉の代わりに御柳梅の葉を利用したことから。ニュージーランドの国花。

5~6月、淡紅色で直径1~2㎝の花を多数開く。花柄はなく、花弁は5個。白色、紅色など変異がある。園芸種として花の色が淡いチャップマンニイや深紅色のニコルシイのほか、一重咲き、八重咲き、高性種や矮性種などがあり、人気が高い。花期:春(4~5月)から夏の長期にわたる。

栽培管理:栽培は容易。鉢植えは日当たりのよい場所に置き、鉢土が乾いたらたっぷり水やりする。繁殖は挿し木。暖地では高性種を露地栽培できる。用途:鉢植え、庭植え、花材。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%AE%A5%E7%A5%EA%A5%E5%A5%A6%A5%D0%A5%A4 [世界の椿館・碁石のレプトスペルマム/御柳梅(ぎょりゅうばい)&岩手県立花きセンターのレプトスペルマム/御柳梅(ぎょりゅうばい)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%A7%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A4 [ギョリュウバイ(Wikipedia)]

http://www9.plala.or.jp/mosimosi/flower/k/gyoryuubai.htm [ギョリュウバイ(御柳梅)]

http://www.hana300.com/gyoryb.html [御柳梅(ぎょりゅうばい)]

http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=318&target_tab=2 [ギョリュウバイの育て方:みんなの趣味の園芸:植物図鑑]

http://garden-vision.net/flower/kagyo/l_scoparium.html [新・花と緑の詳しい図鑑:ギョリュウバイ]

http://item.rakuten.co.jp/gardensk/1525821 [楽天市場:ギョリュウバイ(御柳梅)]