2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中に紫色と白色の花を咲かせたニオイスミレ(匂菫)がありました。
ニオイスミレ スミレ科 スミレ(ビオラ)属 Viola odorata
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産。イングリッシュ・バイオレットEnglish violet、スイート・バイオレットSweet violetなどの英名がある。花に芳香があり、香料原料やコサージュにして用いるために古くから栽培されてきた。地上茎は横走りして、先端に新芽を生じる。葉は根出し、心臓形または腎臓形となる。若い葉は筒状に丸くなる。花は濃紫色が基本であるが、白色花、桃色花、などもある。栽培:繁殖は種子、株分けによる。花期:4~5月。
スミレ科 スミレ(ビオラ)属 Viola:温帯を中心に分布し、約500種を数え、主に多年草または一年草。葉は互生し、葉柄を有し、単葉または掌状複葉となる。托葉は宿存し、鱗片状または葉状である。花柄は腋生で1~2花をつける。花は両性花で、左右相称、花弁は5、唇弁は大型で基部に筒状の距がある。半球状にふくらみ、蜜を蓄える。花柱は1、先端は頭状、棒状、鎌状、2叉状などになる。子房は上位につき、果実は朔果で熟すると3裂開し、多数の卵形または球形の種子を散らす。日本に野生しているスミレは57種、亜種、変種が多数知られるが、野外で自然に種間雑種ができやすく、個体変異が多い。耐寒性があり、山野草として栽培される。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/nioisumire0.htm [ニオイスミレ]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%AC [ニオイスミレ(Wikipedia)]
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-nioi-sumire_large.html [ニオイスミレ(匂い菫)]
http://flower777.mimoza.jp/article/26658893.html [ニオイスミレ(匂菫)の育て方と利用方法]
http://gaia.loving.jp/violet/my-odorata/odorata2.html [ニオイスミレの仲間]