peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

世界の椿館・碁石のニオイスミレ(匂菫)/ビオラ・オドラータ

2011年03月11日 | 植物図鑑

P1530047

P1530042

P1530043

P1530045

P1530036

2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中に紫色と白色の花を咲かせたニオイスミレ(匂菫)がありました。

P1530039

P1530046

P1530049

P1530048

P1530044

P1530038

P1530037

P1530041

ニオイスミレ スミレ科 スミレ(ビオラ)属 Viola odorata

ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア原産。イングリッシュ・バイオレットEnglish violet、スイート・バイオレットSweet violetなどの英名がある。花に芳香があり、香料原料やコサージュにして用いるために古くから栽培されてきた。地上茎は横走りして、先端に新芽を生じる。葉は根出し、心臓形または腎臓形となる。若い葉は筒状に丸くなる。花は濃紫色が基本であるが、白色花、桃色花、などもある。栽培:繁殖は種子、株分けによる。花期:4~5月。

スミレ科 スミレ(ビオラ)属 Viola:温帯を中心に分布し、約500種を数え、主に多年草または一年草。葉は互生し、葉柄を有し、単葉または掌状複葉となる。托葉は宿存し、鱗片状または葉状である。花柄は腋生で1~2花をつける。花は両性花で、左右相称、花弁は5、唇弁は大型で基部に筒状の距がある。半球状にふくらみ、蜜を蓄える。花柱は1、先端は頭状、棒状、鎌状、2叉状などになる。子房は上位につき、果実は朔果で熟すると3裂開し、多数の卵形または球形の種子を散らす。日本に野生しているスミレは57種、亜種、変種が多数知られるが、野外で自然に種間雑種ができやすく、個体変異が多い。耐寒性があり、山野草として栽培される。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/nioisumire0.htm [ニオイスミレ]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%AC [ニオイスミレ(Wikipedia)]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-nioi-sumire_large.html [ニオイスミレ(匂い菫)]

http://flower777.mimoza.jp/article/26658893.html [ニオイスミレ(匂菫)の育て方と利用方法]

http://gaia.loving.jp/violet/my-odorata/odorata2.html [ニオイスミレの仲間]


世界の椿館・碁石の桜でまり(斑入り葉コデマリ)

2011年03月11日 | 植物図鑑

P1530033

P1530026

P1530024

P1530029

2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗が展示販売されていますが、それらの中に桜でまり(斑入り葉コデマリ)がありました。未だ一輪も咲いていませんでしたが、ピンクがかった蕾がびっしりとついていました。花は白色です。

P1530030

P1530025

P1530034

P1530032

P1530031

桜でまり(斑入りコデマリ) バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea×vanhouttei 'Pink Ice'

英名:Van Houtte spirea。流通名:桜でまり、斑入りコデマリ、コデマリ・ピンクアイス。

中国原産の落葉小低木であるコデマリS.cantoniensisとミツデイワガサS.trilobataの種間交雑で育成されたヴァンホーティ種の’ピンクアイス’という園芸品種。葉に微細な黄白色の散り斑が多数入って、たいへん優美なコデマリの仲間。樹高は1~2mになる。下垂性。各花は連続して咲き、株全体が花で覆われるようになるので、たいへんに美しい。花は白色だが、蕾はほのかにピンクがかって美しい。「桜でまり」あるいは「斑入りコデマリ」の名で流通している。

ヴァンホーティ種は性質が強健で、コデマリ(小手毬)のような白花が多数咲いて美しいので、欧州では広く植栽されている。繁殖は挿し木。

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/kodemari-huiri0.htm [スピラエア・ヴァンホーティ’ピンクアイス’]

http://ylr.cocolog-nifty.com/ylr/2007/04/post_512b.html [斑入りのコデマリ「桜でまり」:八木軽便鉄道・社長室]

http://item.rakuten.co.jp/kadanya/10001878/ [楽天市場:コデマリ斑入り葉(桜でまり):産直花だん屋]

http://yaekoknitlife.cocolog-nifty.com/blog2/2009/03/post-72d5.html [桜でまり:yae*ふぉとだいありー]

http://tomochi112.exblog.jp/14317594/ [気ままな日記:桜でまり]

http://www.itokoi-garden.com/SHOP/279.html [春の足音を感じて♪美しい斑入り葉が素敵です。:寄せ植えやハンギングにおすすめ]

http://greenhome.exblog.jp/10210678/ [momogreen:斑入りコデマリ(桜でまり)と木立性クレマチス]

バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea:アジア、ヨーロッパ、北アメリカなどに約80種の落葉低木が分布する。

コデマリ(小手毬) バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea cantoniensis

中国原産の耐寒性落葉小低木で、庭や公園によく植えられている。別名:スズカケ(鈴掛)。茎は叢生して高さ1.5~2mになり、先はしばしば垂れ下がる。葉は互生し、長さ2.5~4㎝の菱形状披針形または菱形状長楕円形で、両面とも無毛。裏面は粉白色を帯びる。4~5月、本年枝の先の散房花序に直径7~10㎝の白い花を20個ほど開く。花序は直径2.5~3㎝のまり(毬)のような球形で、枝の上に並んでつく。花弁は5個で平開する。果実は袋果になる。用途:庭木、公園樹、花材。栽培:繁殖は実生、挿し木。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&Webサイトより]