2011年2月16日(水)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280番地1)の出入り口の所にある「エントランスホール」では、四季折々の花卉(かき)と椿苗を展示販売していますが、それらの中に濃桃、赤、淡黄白色の花を咲かせた洋種クモマグサ(雲間草)がありました。
ユキノシタ科 サキシフラガ(ユキノシタ)属 Saxifraga:北半球の山地に約440種が分布する一年草、二年草、多年草。日本には16種ほどが分布する。「ダイモンジソウ属」ともいう。
ヨウシュクモマグサ(洋種雲間草) ユキノシタ科 サキシフラガ(ユキノシタ)属 Saxifraga
日本の高山に自生するクモマグサとは別種の園芸品種なので、区別するために「洋種」がついて流通している。別名:セイヨウクモマグサ(西洋雲間草)。ヨーロッパ北西部・中部原産の耐寒性多年草。特徴:自然にこんもりとした草姿になり愛らしい花を咲かせるので人気の鉢花だが、「クモマグサ」の名前で出回るのは洋種クモマグサで、日本の高山に自生するクモマグサとは別種。濃緑色の葉をつけた茎が分枝し、地面を這うように伸びてクッション状に広がり、春に花茎を伸ばして5弁の小さな花を沢山咲かせる。花期:3~4月。出回り時期:12~5月。用途:鉢植え、ロックガーデン。
栽培管理:開花苗を求め、水はけの良い場所に植える。春は日当たりのよい場所でこんもりとした開花株を楽しみ、花後は、夏に蒸れないような大きさに株を分ける。その際、新芽が出ている高さまで茎を切り戻し、素焼き鉢などに植え替えて涼しい場所で夏越しさせる。黒くなった下葉の部分は、埋めてもかまわない。挿し芽もできる。耐寒性はあるが、日当たりのよい戸外に置く。また、高温多湿に弱いので、夏は雨の当たらない風通しの良い半日陰に移し、(小さな株で)できるだけ涼しく夏越しさせる。鉢土が乾いたらたっぷり水やりする。
[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/d/20100518 [peaの植物図鑑:クモマグサ(雲間草)/ヨウシュクモマグサ(洋種雲間草)]
http://stewartia.net/engei/engei/Yukinoshita_ka/saxifraga.html [クモマグサ(洋種クモマグサ)]
http://shop.teftef.biz/?pid=26713930 [洋種クモマグサ・白花品種]
http://www.florallanguage.com/family/saxifragaceae/saxifraga/index.html [クモマグサ(雲間草:花の言葉]
http://holidaze.blog.eonet.jp/memo/2010/02/post-bf7e.html [クモマグサ:ヨウシュクモマグサ]
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_p_detail&target_plant_code=63 [みんなの趣味の園芸:雲間草]
http://www.yasashi.info/ku_00026.htm [洋種クモマグサの育て方:ヤサシイエンゲイ]