2011年6月5日(日)、国道342号線沿いにある「道の駅・厳美渓」(字沖野々215)から名勝・厳美渓(天工橋)に向かって歩いていたら、広い道路の左側歩道沿いにある花壇にジャーマンアイリス(German Iris)が、沢山花を咲かせていました。
ジャーマンアイリス(German Iris) アヤメ科 アヤメ属 Iris germanica
日本のアヤメの代表がハナショウブとすれば、欧米の代表はこのジャーマン・アイリスといえるほど、多くの品種がある。自生品はなく、ヨーロッパから西アジアにかけて分布する幾つかのアヤメの仲間を原種とし、長い年月の間に交雑が繰り返されて、多彩な品種が育成された。花の形や色はいろいろなものがあるが、共通した性質は、肥厚した根茎をもつ多年草であること、葉が緑白色で幅が広いこと、花にサンショウに似た香気があることなどである。花は大きく、虹の色に例えられるほど色が豊富で、赤、ピンク、紫、黄、橙、白などである。日当たりがよく、排水の良い土地を好み、酸性土と高温多湿を嫌う。花期は4~6月。和名はドイツアヤメ。