2011年6月5日(日)、一関市博物館(字沖野々215)主催の「骨寺村荘園遺跡ツアー」が行われたので、妻と共に参加しました。(一般人30名募集)。
5/28(土)~7/10(日)の日程で開催中の特別展「中世荘園からの招待状~図解 骨寺村~」の関連行事として実施されたものです。市のバスで国道342号線の下真坂バス停付近まで移動してから、博物館職員の案内で骨寺村荘園遺跡を散策しました。(午後1時~4時)。
(上と下)絵図の中央を流れている「本寺川」沿いの道を 歩いて史跡・駒形根神社(こまがたねじんじゃ)まで真っ直ぐ歩いてきました。
(上と下)荘園絵図の西端に描かれている「駒形」「駒形根」(現在の栗駒山、須川岳)を祀った神社。絵図にある「六所宮」「馬頭観音」と考えられています。
http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_02.html [駒形根神社]
(下)史跡・駒形根神社のすぐ傍には写真入りの案内板が立てられていて、博物館で戴いた一関市発行の「骨寺村荘園遺跡散策マップ」のほとんどが掲示されていました。
(上と下)骨寺村荘園遺跡の全景(絵図の通り、東側からの俯瞰写真)。
(上)陸奥国(むつのくに)骨寺村絵図(詳細絵図)。
(上)陸奥国(むつのくに)骨寺村絵図(簡略絵図)。
(上と下)駒形根神社:神社の鐘楼の脇から、木立越しに荘園の主要部が眺められます。この神社自体も絵図に描かれた重要な場所ですので、是非お立ち寄りください。
(上)史跡・駒形根神社前の道路沿いに、アカシデ(赤四手)と思われる木が、果穂を沢山垂れ下げていました。ツアーの一行も興味深そうに眺めていました。
アカシデ(赤四手) カバノキ科 クマシデ属 Carpinus laxiflora
山地に生える落葉高木。高さは10~15mになる。庭や公園にもよく植えられ、また春の新芽が赤くて目立つため、盆栽にも利用される。樹皮は暗灰色で滑らかだが、老木になるとスジ状の窪みができる。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵形または卵状楕円形で、先は尾状に尖り、縁には細かい重鋸歯がある。側脈は9~15対。葉柄は無毛。
花期は4~5月。雌雄同株で、雄花と雌花が別々の穂につき、どちらも垂れ下がる。雄花穂は長さ4~10㎝で、花盛りの頃は黄色く見える。雌花穂は枝先につき、雄花穂より小さい。果穂は長さ5~10㎝。雌花を抱いていた鱗片状の小苞は花の後大きくなり、果期には小さな葉のように見える。果実はこの葉状の果苞の基部についている。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]
http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/akaside.html [アカシデ(赤四手)]
http://shinrin.cool.ne.jp/sub103.html [アカシデ:六甲山系の樹木図鑑]
http://www.fsm.affrc.go.jp/renraku/jyumokuen/gazou-htmlbig/jyumoku-abig-html/a-no1/akaside.html [アカシデ:森林総合研究所関西支部]
http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-akaside.htm [樹木図鑑(アカシデ)]
http://seasongarden.web.fc2.com/akashide.html [四季の庭 アカシデ]
(下)この道は、県道49号線(栗駒・衣川線)に合流しており、300mほど南側に行くと今度は国道342号線に合流します。近くには本寺(水力)発電所があります。