peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「骨寺村荘園遺跡ツアー(5)」&アカシデ(赤四手) 2011年6月5日(日)

2011年06月13日 | 植物図鑑

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2011年6月5日(日)、一関市博物館(字沖野々215)主催の「骨寺村荘園遺跡ツアー」が行われたので、妻と共に参加しました。(一般人30名募集)。

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5/28(土)~7/10(日)の日程で開催中の特別展「中世荘園からの招待状~図解 骨寺村~」の関連行事として実施されたものです。市のバスで国道342号線の下真坂バス停付近まで移動してから、博物館職員の案内で骨寺村荘園遺跡を散策しました。(午後1時~4時)。

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(上と下)絵図の中央を流れている「本寺川」沿いの道を 歩いて史跡・駒形根神社(こまがたねじんじゃ)まで真っ直ぐ歩いてきました。

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(上と下)荘園絵図の西端に描かれている「駒形」「駒形根」(現在の栗駒山、須川岳)を祀った神社。絵図にある「六所宮」「馬頭観音」と考えられています。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_02.html [駒形根神社]

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(下)史跡・駒形根神社のすぐ傍には写真入りの案内板が立てられていて、博物館で戴いた一関市発行の「骨寺村荘園遺跡散策マップ」のほとんどが掲示されていました。

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(上と下)骨寺村荘園遺跡の全景(絵図の通り、東側からの俯瞰写真)。

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(上)陸奥国(むつのくに)骨寺村絵図(詳細絵図)。

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(上)陸奥国(むつのくに)骨寺村絵図(簡略絵図)。

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(上と下)駒形根神社:神社の鐘楼の脇から、木立越しに荘園の主要部が眺められます。この神社自体も絵図に描かれた重要な場所ですので、是非お立ち寄りください。

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(上)史跡・駒形根神社前の道路沿いに、アカシデ(赤四手)と思われる木が、果穂を沢山垂れ下げていました。ツアーの一行も興味深そうに眺めていました。

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アカシデ(赤四手) カバノキ科 クマシデ属 Carpinus laxiflora

山地に生える落葉高木。高さは10~15mになる。庭や公園にもよく植えられ、また春の新芽が赤くて目立つため、盆栽にも利用される。樹皮は暗灰色で滑らかだが、老木になるとスジ状の窪みができる。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵形または卵状楕円形で、先は尾状に尖り、縁には細かい重鋸歯がある。側脈は9~15対。葉柄は無毛。

花期は4~5月。雌雄同株で、雄花と雌花が別々の穂につき、どちらも垂れ下がる。雄花穂は長さ4~10㎝で、花盛りの頃は黄色く見える。雌花穂は枝先につき、雄花穂より小さい。果穂は長さ5~10㎝。雌花を抱いていた鱗片状の小苞は花の後大きくなり、果期には小さな葉のように見える。果実はこの葉状の果苞の基部についている。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/betulaceae/akaside/akaside4.htm [アカシデの果実]

http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/akaside.html [アカシデ(赤四手)]

http://shinrin.cool.ne.jp/sub103.html [アカシデ:六甲山系の樹木図鑑]

http://www.fsm.affrc.go.jp/renraku/jyumokuen/gazou-htmlbig/jyumoku-abig-html/a-no1/akaside.html [アカシデ:森林総合研究所関西支部]

http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-akaside.htm [樹木図鑑(アカシデ)]

http://seasongarden.web.fc2.com/akashide.html [四季の庭 アカシデ]

(下)この道は、県道49号線(栗駒・衣川線)に合流しており、300mほど南側に行くと今度は国道342号線に合流します。近くには本寺(水力)発電所があります。

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「骨寺村荘園遺跡ツアー(4)」&ハルジオン(春紫苑) 2011年6月5日(日)

2011年06月13日 | 植物図鑑

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2011年6月5日(日)、一関市博物館(字沖野々215)主催の「骨寺村荘園遺跡ツアー」が行われたので、妻と共に参加しました。(一般人30名募集)。

5/28(土)~7/10(日)の日程で開催中の特別展「中世荘園からの招待状~図解 骨寺村~」の関連行事として実施されたものです。市のバスで国道342号線の下真坂バス停付近まで移動してから、博物館職員の案内で骨寺村荘園遺跡を散策しました。(午後1時~4時)。

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(上と下)絵図の中央を流れている「本寺川」沿いの道を 歩いて要害橋まで来ました。このまま上流に向かって本寺川沿いの道を史跡・駒形根神社(こまがたねじんじゃ)まで真っ直ぐ歩いて行きます。

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(下)要害橋から右(北側)の山裾の方に行く道があり、400mほどで史跡・遠西遺跡(とうにしいせき)があるとのこと。

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(上)史跡・遠西遺跡(とおにしいせき):掘立柱の建物跡と、12~13世紀の土器類も見つかっているため、荘園時代の生活の跡と考えられています。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_09.html [遠西遺跡]

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(上)北の山並みに注目すると、簡易絵図に描かれた山並みを確認することができます。

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(上)本寺川の左岸沿いの道をを歩いてきましたが、前に見える橋を渡って、今度は右岸沿いの道を歩きます。

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(下)橋の名前は「ばっかり橋」。この橋は新しく架けられたようで、北側にある史跡・遠西遺跡(とおにしいせき)方面に行ける道があります。

北側の山際沿いの道を歩くと、南側に始終、荘園景観(水田)を眺められます。遠西遺跡付近では、当時の面影を残す小規模な水田区画を見ることができます。

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(上)「ばっかり橋」を渡ってから今度は、本寺川の右岸沿いの道を歩きました。

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(下)ここにも新しく架けられたと思われる「霊田橋」という名前の橋がありました。北側の山際に行ける道がありました。史跡・伝ミタケ堂跡史跡・梅木田遺跡(うめのきだいせき)を訪れるには近道かもしれません。

史跡・伝ミタケ堂跡:山岳信仰の聖地だったと考えられています。西に山王山、眼下に荘園を望めたと言われますが、道のない私有林のため立ち入りはご遠慮くださいとのこと。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_06.html [伝ミタケ堂跡]

史跡・梅木田遺跡(うめのきだいせき):平泉町内の遺跡と同じ柱間をもつ建物跡が発見されました。荘園経営のための重要施設であった可能性があります。現在は埋め戻した状態です。(国道342号線から分岐した県道栗駒・衣川線沿いにあり現況は畑。)

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_08.html [梅木田遺跡]

(下)史跡・駒形根神社(こまがたねじんじゃ)が見えてきました。

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(下)駒形根神社前の道路上から、今まで歩いて来た道を見ると、この本寺川の左右に田圃が広がっている様子が良くわかります。

川岸にハルジオン(春紫苑)と思われる野草が、花を沢山咲かせていました。

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ハルジオン(春紫苑) キク科 ムカシヨモギ属 Erigeron philadelphicus

北アメリカ原産の多年草。日本には大正時代に園芸植物として入ってきた。戦後になって都市周辺を中心に各地に広がり、どこでも目につくようになった。高さ60㎝ぐらいになり、全体に軟毛がある。ヒメジョオンに似ているが、茎は中空で、茎の中部の葉の基部は茎を抱いている。また蕾が下向きになって(うなだれて)いるのも特徴。花期は5~7月。頭花は白色または淡紅色で直径2~2.5㎝。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

下記の画像は、5月18日に一関市東山町松川の館山公園で撮ったハルジオン(春紫苑)と思われる植物。

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史跡・駒形根神社は、荘園絵図の西端に描かれている「駒形」「駒形根」(現在の栗駒山、須川岳)を祀った神社。絵図にある「六所宮」「馬頭観音」と考えられています。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_02.html [駒形根神社(本寺発電所の北)

一関市発行「骨寺村荘園遺跡散策マップ」より