peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町松川のイタチハギ(鼬萩) 2011年6月10日(金)

2011年06月10日 | 植物図鑑

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<p><strong>2011年6月10日(金)、一関市東山町松川字滝ノ沢平地内にある県道一関大東線の「もしもしピット」付近の斜面の砂防用に植えられたイタチハギ(鼬萩)が、花を沢山咲かせていました。

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イタチハギ(鼬萩) マメ科 イタチハギ属 Amorpha fruticosa

花が黒っぽいことから、クロバナエンジュともいう。北アメリカ、メキシコ原産の落葉低木。生長が早いので、山林の砂防用、護岸用などに植えられ、野生化しているものも見られる。高さは4~6mになり、樹皮は灰褐色。枝や葉を切るとよい香りがする。葉は長さ10~30㎝の偶数羽状複葉で、葉柄には毛がある。小葉は5~10対あり、長楕円形または卵形。花期は5~6月。小さな暗紫色の花が集まった長さ10~20㎝の花穂が上向きにつく。花は長さ8㎜ほど。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市東山町松川のハリエンジュ(針槐) 2011年6月10日(金)

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2011年6月10日(金)、一関市東山町松川字滝ノ沢平の県道(一関大東線)沿い(狭山トンネル出口から長坂側に100mほど離れた所)に植えられたハリエンジュ(針槐)が、白い花を沢山咲かせていました。日当たりの良い所の花は、ほとんどが終わりかけていました。最盛期にこの木の下に行くと良い香りが漂ってきたものです。

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ハリエンジュ(針槐) マメ科 ハリエンジュ属 Robinia pseudo-acacia

別名:ニセアカシア北アメリカ原産の落葉高木。ニセアカシアという別名があり、間違って「アカシア」と呼ばれることもある。丈夫で生長が早いため、街路樹や砂防用に広く植えられ、野生化しているものもある。高さは普通10~15m。樹皮は暗灰色で縦に深い割れ目ができる。葉は奇数羽状複葉で、つけ根に1対の鋭い刺がある。小葉は長さ2~5㎝の楕円形。5~6月、白い蝶形花が集まった長さ10~15㎝の花穂が垂れ下がってつく。香りの良い白い花からは質の良い蜜がとれる。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


「骨寺村荘園遺跡」ツアー&ホオノキ(朴の木) 2011年6月5日(日)

2011年06月10日 | 植物図鑑

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2011年6月5日(日)、一関市博物館(字沖野々215)主催の「骨寺村荘園遺跡ツアー」が行われたので、妻と一緒に参加しました。募集人員は30名ということでした。市のバスで国道342号線の「下真坂」バス停付近まで移動してから、歩き始めました。

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磐井川に流入している本寺川沿いの農道を遡る形で史跡・不動窟(ふどうのいわや)の方角へ歩きました。

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(上)絵図の上部(西端)に描かれている「駒形」「駒形根」と書かれたひときわ高い山は、現在の須川岳(栗駒山)とのこと。

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(上)「不動窟(ふどうのいわや)」があるという不動橋付近で、博物館の職員から説明を聞くツアー参加者一行。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/icm/03honedera/03_02_05.html [不動窟]

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(下)この不動橋付近の山裾に生えているホオノキ(朴の木)が、花を沢山咲かせていました。

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(上と下)絵図に描かれた当時と変わらないままに耕作されている田圃。

ほかの地区にある田圃のほとんどが区画整理などが行われていて、自然の地形に沿って作られた曲線状の水路や水田群が見られる所は少なくなりました。これらは中世中期(14世紀)の「田屋敷」と呼ばれる土地利用を示すものとされ、本地区の文化的景観の特質となっています。

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(上)本寺川の右岸沿いの農道を西(駒形根神社方面)に向かって歩いて行くと、左手に始終、荘園景観(水田)を眺められます。遠西遺跡(とおにしいせき)付近では、当時の面影を残す小規模な水田区画を見ることができます。

(下) ここまで来ると史跡・若神子社(わかみこしゃ)があるという水田の中の木立の全容が見えてきます。かつては口寄せをする巫女の守護神だったと考えられています。道が整備されておらず、訪れるにはガイドの案内が必要です。

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ホオノキ(朴の木) モクレン科 モクレン(マグノリア)属 Magnolia obovata

別名:ホオ(朴)、ホオカシワ(朴柏)。

http://www.hana300.com/hoonok.html [朴の木(ホオノキ)]

http://www.toshiba.co.jp/elekitel/nature/2002/nt_06_ho.htm [シリーズ自然を読む:樹木の個性を知る「ホオノキ」]