2013年9月3日(火)、一関市立渋民公民館(伊藤朋広・館長)主催の室蓬カレッジ「文学講座~向田邦子・珠玉のエッセイを読む」(全5回)の第1回目が、一関市大東町渋民集会センターで(9:30~11:30時)開催されたので行ってきました。講師は昨年に引き続き内田正好氏(一関市教育委員)で、「向田邦子のプロフィール」という演題でした。
渋民集会センター前の小公園に植栽されているヤマハギ(山萩)が赤紫色の花を沢山咲かせていました。
まだ51歳だった作家・脚本家の向田(むこうだ)邦子さんが、昭和56年(1981年)8月22日、台湾旅行中に航空機事故で死去してから32年。今年は「33回忌」にあたることから、出版界やマスコミで関連出版やリメークが続いているという。
(下)講師の内田正好氏(一関市教育委員)。この日は、「向田邦子・年譜」や比較的新しい新聞記事などをコピーした資料(B4判9ページ)が配られて、年譜の説明や新聞記事、向田和子(妹)さんの「手袋をさがす」、久世光彦(くぜてるひこ:演出家、小説家、実業家、テレビプロデューサー)氏の「遅刻」などのエッセイが朗読されました。
私は、難聴で補聴器を付けなければ妻との会話もままならない状態なのですが、良く聞き取れる素晴らしい朗読で感銘しました。次回は「父の詫び状」「眠る盃」「男どき女どき」などを朗読するということですが、大いに期待しています。
ハギ(萩)の仲間:日本にはヤマハギ(山萩)Lepedeza bicolor 以外にも木本のハギが数多く見られる。その多くはハギ属の中でも特にヤマハギ亜属に多く含まれていて、葉が小葉が3枚の3出複葉なこと、葉の腋に総状花序を出すこと、蝶形花が2個ずつつくこと、豆果は裂開しないことなどの共通した特徴がある。庭木や公園樹によく利用され、園芸用の品種も数多くつくられている。[日本文芸社発行「樹木図鑑」より]
ミヤギノハギ(宮城野萩) マメ科 ハギ属 Lespedeza thunbergii
山野に生える落葉低木。ハギの仲間の中では最も良く植えられている。よく枝分かれして、高さ1~2mになる。枝はしなやかで、花の時期には先端が地面に着くほど枝垂れる。葉は3出複葉で互生する。小葉は長さ3~5㎝の長楕円形または楕円形で、先は尖る。7~9月、紅紫色の蝶形花がやや長い穂になってつく。花は長さ1.5~2㎝で、萼片は鋭く尖る。分布:本州(東北、北陸、中国地方)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38390866&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館公園」のハギ(萩)2011年9月29日(木)]