peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

奥の細道を訪ねて(第14回)~白山神社の芭蕉句碑&エノキ(榎) 2013年9月12日(木)

2013年09月27日 | 植物図鑑

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2013年9月12日(木)、奥の細道を訪ねて(第14回)2日目~白山神社の芭蕉句碑&エノキ(榎)

この日は、玉屋跡(芭蕉宿泊の地)を見学した後、白山神社の参拝(見学)です。白山神社は能生(のう)駅の北東約1.2㎞、能生海岸を前面にひかえた、小高い丘の中腹にあります。旧郷社で、奈良時代の大宝2年(702)の創建と伝えられています。のち、”越の大徳”こと泰澄大師(682~767)が来往して社殿を造立し、修験道の道場として社観を整えたといわれています。延喜式内社の奴奈川神社はこの白山神社のことといわれています。[ツアーの参加者に配布されたプリントより] 

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(下)白山神社の鳥居をくぐると直ぐ左側(社務所前)「曙や霧にうづまく鐘の声」という芭蕉翁の句が刻された句碑が立てられています。文政5年(1822)岡本姫山が建立したもので、それから岡本家の人々やお寺のお坊さんなどの間に俳句が盛んになったといわれています。

 この句は、元禄2年(1689)7月11日、能生の玉や五郎平衛に泊まった芭蕉は名鐘「汐路の鐘」のことを聞き詠んだ句といわれています。

http://www.noumachi.com/tamaya/yukari.htm [ゆかりの人]

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(上と下は下記のような文章です。)越後能生社汐路の名鐘:むかしより能生社にふしぎの名鐘有 これを汐路の鐘といへり いつの代より出来たる事をしらす鐘の銘あるしかと幾代の汐風に吹くされて見へさらしと常陸坊の追銘とかや此鐘汐の満来らんとて人さはらずして響こと一里四面さる故に此浦は海士の児までも自然と汐の満干を知り侍りしば名應の頃焼亡せり されどもその残銅をもって今の鐘能登国中居浦鋳物師某鋳返しけるとそ猶鐘につきたる古歌などありしといへども誰ありてこれを知る人なし 芭蕉 曙や霧にうづ満くかねの声

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(上)白山神社拝殿:この拝殿の傍にエノキ(榎)の木が葉を茂らせていました。実と思われるものも付いていました。

(下)白山神社拝殿前の新しい灯籠

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(下)拝殿の裏側にある本殿に向かっています。

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(下)白山神社の本殿(国の重要文化財)

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奥の細道を訪ねて(第14回)~糸魚川市能生(のう)の旅館玉屋跡

2013年09月27日 | インポート

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2013年9月12日(木)、クラブツーリズム主催のバスツアー「奥の細道を訪ねて(第14回)第2日目。前夜宿泊した赤倉温泉の赤倉ホテル(新潟県妙高市赤倉温泉)を予定通り8:30時出発。新潟県糸魚川市(いといがわし)能生(のう)2014-3にある旅館玉屋を目指します。

http://www.ne.jp/asahi/m.mashio/homepage/okuhoso-52.html [奥の細道 直江津~能生(のう)]

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http://rurubu.travel/hotel-map/?st=3160A01 [上越・妙高・衣魚川の宿・ホテル・旅館をスクロール地図から検索]

赤倉温泉・赤倉ホテルから上越自動車道、北陸自動車道と高速を乗り継いで能生(のう)まで行き、白山神社を参拝(見学)する前に、現在も存続する玉屋旅館を訪れました。ただし芭蕉翁が逗留した当時の旅館玉屋は、やや東の能生中央商店街に面して建っていたらしく、その辺りは今も古い街並みが残っていました。白山神社は更に東に進んだ、能生の街並みが切れる辺りの山側にありました。

(下)前方の高い山は妙高山でしょうか?(「妙高SA 2km」の標示)

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(下)太田切川橋(橋長240m)

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(下)天神堂トンネル

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(下)金谷山トンネル

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(下)春日山トンネル

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(下)名立谷浜トンネル

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(下)名立大町トンネル

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(上と下)「能生(のう)出口」を出る少し前に雨が降ってきました。国道8号線を「弁天岩」方面へ向かいます。

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芭蕉翁と一緒に旅をした曽良の「奥の細道随行日記」によると元禄2年(1689)7月11日(陽暦8月25日)は快晴でかなり暑かった。芭蕉主従は午前10時すぎに高田を出て五智を経て名立(なだち)に泊まる予定だったが紹介状が届いていなかったのか一足のばして筒石(つついし)を経てこの日約40㎞歩いて「暮テ着」というからかなり遅い時間に玉や五郎兵衛(現在の玉屋)着いたようだった。

http://www.shokokai.or.jp/15/1556210027/index.htm [かつて芭蕉が訪れた…より]

http://www.ryokan.or.jp/yado1/main/id/18480 [旅館玉屋:新潟県糸魚川市能生2014-3]

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一関市東山町長坂のシュウメイギク(秋明菊) 2013年9月26日(木)

2013年09月27日 | 植物図鑑

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(上)幽玄洞入口

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(上)幽玄洞の無料駐車場にある「さわやかトイレ」(下)東山町松川から通じている東磐交通の「幽玄洞」バス停

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2013年9月26日(木)、安養寺(一関市東山町長坂字東本町164)裏側にある幽玄洞駐車場の公衆トイレのすぐ傍に植栽されたシュウメイギク(秋明菊)が花を咲かせ始めていました。また、安養寺の表門の近くにある民家の花壇に植えられているシュウメイギク(秋明菊)も花を沢山咲かせていました。

http://www.e-tera.jp/oterasan/iwate/02-itinoseki/12-higasiyama-anyouji.html [城高山 安養寺/いい寺.JP]

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(上)安養寺の裏側にある市営墓地と安養寺の本堂

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(上と下)安養寺の永代供養塔:2013年から供用開始

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(上と下2つ)安養寺の聖観音立像

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(上と下)安養寺表門の近くにある民家のシュウメイギク(秋明菊)、さわやかトイレ脇のものを含む。

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シュウメイギク(秋明菊) キンポウデ科 アネモネ(イチリンソウ)属 Anemone hupehensis var.japonica

古い時代に中国から入ってきたと考えられている多年草。庭などによく植えられ、また野生状態になっているものも多い。京都の貴船に多かったので、キブネギクの名もある。草丈50~80㎝で、地下茎をもつ。株全体に白い伏毛があり、根もとの葉は長い柄のある3出複葉で、小葉は3中裂する。茎につく葉は3裂し、無柄で互生する。

9~10月、茎頂で分枝し、直径5~7㎝の花が咲く。紅紫色の花弁のように見えるのは萼片で、20~30個ある。今日の園芸品種は雑種起源で、紅色の八重咲き種のほかに、’セプテンバー・スプリット’cv.September Spritなど白色の一重咲きがある。一重咲きの花びらは萼片が変化したもの。八重咲きのものは、さらに萼片と雄しべが変化したものである。栽培:容易で、繁殖は株分けによる。分布:本州、四国、九州、中国。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41117082&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡紫波町のシュウメイギク(秋明菊) 2012年9月30日(日)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38357939&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:医王寺&シュウメイギク(秋明菊)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35783421&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市室根町のシュウメイギク(秋明菊)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35633695&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目「立沢住宅」のシュウメイギク(秋明菊)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32339600&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市山目のシュウメイギク(秋明菊)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/95c9f62577c6392e5b8da505d3b2cf98 [peaの植物図鑑:奥州市前沢区のシュウメイギク(秋明菊)]