2014年9月28日(日)、一関市博物館主催「史跡めぐり~磐井の里の石めぐり」の第1回目が実施されました。この日は千厩町(磐清水・奥玉)方面の9か所を巡りました。最初に訪れたのは、磐清水の重箱石(一関市千厩町磐清水字重箱石)で、次が磐清水の猫石(一関市千厩町磐清水字祭田)、3番目は磐清水の弘法の休み石(一関市千厩町磐清水字長平)、そして4番目は磐清水の鍋石(一関市千厩町磐清水字新山石倉)でした。バスが止まっている所の近くにある畑に植えられているピーマンと思われる植物が真っ赤に熟した実を沢山付けていました。
ピーマン ナス科 トウガラシ属 Capsicum annuum var.grossm
辛味のないトウガラシの中で、ベル群という大形の果実と、日本在来のシシトウの大果系のものを、一般に「ピーマン」と呼んでいる。
熱帯アメリカ原産の多年草だが、日本では「一年草」として栽培される。草丈は80㎝ほどになる。利用部位は果実で、出回り時期は一年中。旬は夏。開花期は6~9月。で、花びら6枚の白い花が咲く。
栽培管理:植え付け適期は4月下旬~5月中旬にタネ播きする。日なたと適湿で、肥沃な土を好む。高温を好み、植えつけ後に低温にあうと生育が悪くなる。畝(うね)はポリマルチをして地温を高くしてから植え付ける。比較的病害虫には強く、管理をしっかりすれば秋まで収穫できる。緑のピーマンは開花後15~20日の未熟果を収穫し、カラーピーマンは開花後50~60日の完熟果を収穫する。
食べ方:詰め物、煮込み、サラダなど。独特の匂いや味で、子どもに嫌われるが、最近の品種はクセが少なくなった。普通は、未熟のうちに収穫した緑色のものを利用するが、カラフルな完熟ピーマンもよく見かける。
主な品種:’キャロットピーマン’ ニンジン(人参)のようなオレンジ色になるピーマン。’ファイヤーベル’中形の赤色になるカラーピーマンで、甘味がありサラダに向く。
’ナイトベル’黒色のカラーピーマン。加熱すると緑色になる。’オレンジキッス’中形の橙黄色をしたカラーピーマン。
’トマピー’トマトのような扁円形。赤く熟し、甘味が強い。’セニョリータ’実は高さ約4㎝、幅5㎝の楕円形。未熟果は緑で、完熟するとオレンジ、赤、黄になる3種類がある。完熟した果実は甘く、つやのある赤色。
’イタリアンチーズピメント’黄色く熟す。ピメントはフランス語でピーマンのこと。’ハニーティム’トウガラシ形をしているが、辛味はなく甘い。
’スティックピーマン’トウガラシ形のピーマンで、甘味があり、サラダなどに向く。’バナナピーマン’黄緑色から赤色に変化し、その間、いつでも収穫できる。
赤色のカラーピーマン大形のピーマンが完熟したもの。’フルーピーレッド’開花後60日前後で完熟し、実が赤くなる。果肉は中厚で甘味が強い。
白色のカラーピーマン黄色やオレンジ色になるピーマンの未熟な状態のもの。
[山と渓谷社発行「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」&成美堂出版発行「おいしい野菜づくり大図鑑」より]
http://www.iris-saien.com/mame/19.html [ピーマンとパプリカの関係]
http://kudamono8.jp/index.php?%E3%83%91%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AB%20%E8%B1%86%E7%9F%A5%E8%AD%98 [パプリカ!?カラーピーマン!?どう違うの?]
http://difference.shining-eternally.com/d10.htm [ピーマンとパプリカの比較]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%AB [パプリカ(Wikipedia)]
http://plaza.rakuten.co.jp/negishinouen/diary/201009130001/ [カラーピーマンとパプリカの違いとは?]