peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩野草会の「秋の山野草展」(その14)フォックスフェイス/キツネナス(狐茄子) 2014年1

2014年10月22日 | 植物図鑑

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2014年10月18日(土)、一関市千厩町千厩の千厩ショッピングモール・エスピア千厩野草会(金野昌敏会長)の「秋の山野草展」が開催されたので観に行ってきました。[10/19(日)は9時~午後4時まで]

 ダイモンジソウ(大文字)をはじめ、コハマギク(小浜菊)、ウメバチソウ(梅鉢草)、リンドウ(竜胆)などの鉢植えや寄せ植え、盆栽など約150点が展示されていました。それらの中に、黄色く色づいた実を沢山つけたフォックスフェイスがありました。この植物はフォックスフェイス、カナリーナス(カナリアナス)と呼ばれるほかツネナス(狐茄子)、ツノナス(角茄子)という和名もあります。

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ナス科 ソラナム(ナス)属 Solanum :ソラナムとはナス科ナス属の総称で、ナス(茄子)やジャガイモなど野菜のほかに、花や果実が美しい観賞植物も多い。アフリカ、パラグアイ、アルゼンチンなど熱帯から温帯に広く分布し、約1700種がある。草本または低木で、つる性になるものがある。葉は互生し、花は集散花序または散房花序につき、花や実の観賞価値のあるものが多い。

ソラナム・マンモスム Solanum manmosum は、熱帯アメリカ原産。果実が黄色かオレンジ色。徳利形で、基部に乳頭状の突起をつけるので、フォックスフェイス、キツネナス(狐茄子)の名があり、生花材料に好まれる。そのほかにも観賞用ナス、カナリアナスなどとも呼ばれる。

仲間:花を楽しむものは中南米原産で淡い藤色の花が下向きに咲くルリヤナギや星形の白い花をつけるヤスミノイデス(ツルハナナス)、アルゼンチンからパラグアイ原産の高さ1~2mになる低木で、暗青色~紫色の花が春から秋まで咲き続けるラントネッティーS.rantonnetii、オセオニア原産のシホウカ(紫宝花)、熱帯アメリカ原産の常緑つる性低木で、支柱に添ってよじ登り、垂れ下がった花房に青紫色の花をつけるシーフォーシアヌムS.seaforthianumなどがある。

実を楽しむのはトマトのような赤い小さな実をつけるアカナス(赤茄子)、秋から冬にかけて枝いっぱいにつけた丸い果実が赤や黄に変化するフユサンゴ(冬珊瑚)、アンデス山系原産の低木で、果実が多汁質で芳香があり、生食できるムリカツム(ペピーノ)S.muricatumやコスタリカ原産の大型のつる性植物で、まばらにかぎ状の刺があるヴェンドランディーS.wendlandiiなどがある。

花期:5~7月、9~11月。用途:鉢植え、切り花、庭植え。管理:寒さに弱いものが多く、明るい室内で冬越しさせたほうが安全。姿が乱れたら切り戻す。直立性の多くは通常一年草として扱い、つる性のものは支柱を立てて添わす。挿し木か種子で殖やす。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・観葉植物」&西東社発行「知りたい花の名前が分かる 花の事典(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35595796&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市中里「コメリ」のソラナム・マンモスム/フォックスフェイス 2010年9月17日(金)]


一関市我が家のカンパニュラ・メリーベル 2014年10月21日(火)

2014年10月22日 | 植物図鑑

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2014年10月21日(火)、数日前にコメリ一関店で購入してきたカンパニュラ・メリーベルの写真を撮りました。この花が欲しいと言ったら妻が買ってくれたもので、家に帰って来てから妻が陶器製の鉢に植え替えてくれたものです。

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カンパニュラ・メリーベル キキョウ科 カンパニュラ(ホタルブクロ)属 Campanula hybrids

ヨーロッパ原産の多年草。種間交雑により生まれた。従来のカンパニュラよりも強健で花期の長いカンパニュラです。長日性で晩春から初秋まで次々と開花します。

http://www.hakusan1.co.jp/ippan/2012/05/post_1.html [カンパニュラ ’メリーベル’:株式会社ハクサン]

http://www.worldflower.net/shop/growth/g0205 [カンパニュラ”メリーベル”の育て方]


一関市千厩野草会の「秋の山野草展」(その13)チェッカーベリー/ゴールテリア 2014年10月18日(土)

2014年10月22日 | 植物図鑑

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2014年10月18日(土)、一関市千厩町千厩の千厩ショッピングモール・エスピア千厩野草会(金野昌敏会長)の「秋の山野草展」が開催されたので観に行ってきました。[10/19(日)は9時~午後4時まで]

 ダイモンジソウ(大文字)をはじめ、コハマギク(小浜菊)、ウメバチソウ(梅鉢草)、リンドウ(竜胆)などの鉢植えや寄せ植え、盆栽など約150点が展示されていました。また、会場入り口の廊下で山野草類の展示販売も行われていて、それらの中に、赤い実をつけたチェッカーベリーが沢山展示されていました。名札には「ゴールテリア」と書かれていました。和名はオオミコウジ(大実柑子)、ヒメコウジ。

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ゴールテリア・プロクンベンス/チェッカーベリー/ヒメコウジ(姫柑子)/オオミコウジ(大実柑子) ツツジ科 ゴールテリア属 Gaultheria procumbens

アメリカ東北部原産の常緑性低木で、樹高は10~20㎝。細い茎を叢生してカーペット状に育ち、革質で光沢のある暗緑色の葉を付ける。葉は冬には赤みを帯びる。夏(7~8月)には葉腋に桃白色を帯びた小さなスズランのような花が咲き、実は次第に大きくなり赤みを増してくる。9月以降に球 形の果実が鮮やかな輝赤色になり、ひときわ美しくなる。 結実期:1~2月、9~12月。(実の観賞時期は年末~2月)英名:Checkerberry、流通名:チェッカーベリー、ゴールテリア(ゴーテリア)、ヒメコウジ(姫柑子)

「チェッカーベリー」は、「ヒメコウジ(姫柑子)」とも呼ばれて いるが、日本に自生しているヤブコウジ(藪柑子)とは異なり、赤い実の先が割れていて、鈴のように見える。陽光と排水の良い環境を好むが、夏の高温多湿には弱いので、夏場は日陰で風通しよく管 理する必要がある。 繁殖は種蒔き(種は微細)、株分け、挿し木など。

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%C1%A5%A7%A5%C3%A5%AB%A1%BC%A5%D9%A5%EA%A1%BC [peaの植物図鑑:「岩手県立花きセンター」のチェッカーベリー/ヒメコウジ(姫柑子)2005年12月15日]