peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

秋田ふるさと村の小菊・懸崖(けんがい)作り 2014年10月23日(木)

2014年10月24日 | 植物図鑑

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2014年10月23日(木)、秋田県立近代美術館(横手市赤坂字富ケ沢62-46)で開催中の「後三年合戦絵詞の世界」展[10/4(土)~11/3(日)]を観に行ってきました。会場は秋田ふるさと村の中にあるので、ちょうど準備中と思われる「秋田県横手市第46回菊まつり」も見ることができました。

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正面出入口から入場し、「光の回廊」と呼ばれている広い通路(廊下)を通って「風の回廊」と呼ばれている広場に着きました。「風の回廊」の中には「厚物」と呼ばれている大菊のほか、様々なキク(菊)が沢山展示されていました。それらの中に「懸崖(けんがい)作り」と呼ばれている見事なものがありました。

懸崖(けんがい)作りは、小輪の山菊を文字通り崖のように垂らして作り込む形です。大きなものは全長2m以上にもなり、全ての花が咲きそろう様は見事です。

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キク科 デンドランセマ属 Dendranthema

ヨーロッパ及び東、中央アジアに約20種が分布する多年草。基部は木本花することがある。花色は白、黄、紫など。属名は「樹の花」の意。

キク(菊)  D.×grandiflorum

キクの学名は、従来Chrysanthemum×morifoliumが用いられてきたが、現在は表記のように改められた。但し、一般的に栽培ギクをいうときにはChrysanthemumとする。現代のキクは、中国北部の白花のチョウセンノギクD.zawadskiiと中国中部の黄花のハイシマカンギクD.indicumとの雑種ができ、さらにいろいろな種が交雑されて成立したものだという。日本では平安時代の初期には栽培されていたとのこと。江戸中期から変わり咲きが生まれ、厚物、管物、広物などの大菊、それに江戸、伊勢、嵯峨、肥後などの中菊ができたという。営利栽培用としては、自然開花時期によって夏菊、夏秋ギク、秋菊、寒菊に分けられ、さらに電照や遮光処理によって開花調節が行われている。1960年代にはスプレーギクSpraymumも導入された。花卉(かき)類の中では営利生産される量が最も多い。

観賞菊:日本で趣味的に観賞されている菊は、花径によって、大菊、中菊、小菊に分けられる。その区分は絶対的なものではないが、通常、それぞれ、径18㎝以上、9㎝以上、9㎝以下に分けられている。生態的にはすべて秋菊系で、短日条件下で開花する。

大菊:観賞用菊の最も代表的なもので、花色は黄、白、橙、桃、赤などがあり、花形から次の6系統に分けられるが、豪華、優美さをもつのを特徴としている。(1)厚物…太い管弁がたくさん集まってこんもりと盛り上がって咲く。(2)厚走(あつばし)り…前者の外側の花弁が外方へ流れて咲く。(走り咲き)。(3)広物(ひろもの)…幅広の平弁で一重咲き、一文字ともいう。花弁が垂れ下がらないように必ず輪台をつけて観賞する。(4)管物(くだもの)…花弁が管状になっているもので、太さによって、太管(ふとくだ)、間管(あいくだ)、細管(ほそくだ)、針管(はりくだ)に分けられる。(5)大掴(おおつか)み…厚物の1種といえるが、花弁が強く巻き込んだように咲く。(6)美濃菊…幅広平弁の八重菊で、岐阜県大垣地方で栽培されてきた。色彩が鮮やかな特徴がある。[栽培]6月頃挿芽をして鉢上げし、系統や品種によって異なるが、秋10~12月に開花する。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=43300004&blog_id=82331 [世界遺産「平泉」のキク(菊)・懸崖作り 2013年10月31日(木)]


秋田ふるさと村の大菊・管物(細管・針管) 2014年10月23日(木)

2014年10月24日 | 植物図鑑

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2014年10月23日(木)、秋田県立近代美術館(横手市赤坂字富ケ沢62-46)で開催中の「後三年合戦絵詞の世界」展[10/4(土)~11/3(日)]を観に行ってきました。会場は秋田ふるさと村の中にあるので、ちょうど準備中と思われる「秋田県横手市第46回菊まつり」も見ることができました。

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正面出入口から入場し、「光の回廊」と呼ばれている広い通路(廊下)を通って「風の回廊」と呼ばれている広場に着きました。「風の回廊」の中には「管物」と呼ばれている大菊が沢山展示されていました。その中に「細管(ほそくだ)」とか「針管(はりくだ)」とか呼ばれているものと思われるものもありました。

管物(くだもの)は、花弁が細長い管状になっており放射状に真っ直ぐ伸び、傘を広げたように咲くのが特徴で、その花弁の太さによって、「太管(ふとくだ)」「間管(あいくだ)」「細管(ほそくだ)」「針管(はりくだ)」の4つに区分されているそうです。

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キク科 デンドランセマ属 Dendranthema

ヨーロッパ及び東、中央アジアに約20種が分布する多年草。基部は木本花することがある。花色は白、黄、紫など。属名は「樹の花」の意。

キク D.×grandiflorum

キクの学名は、従来Chrysanthemum×morifoliumが用いられてきたが、現在は表記のように改められた。但し、一般的に栽培ギクをいうときにはChrysanthemumとする。現代のキクは、中国北部の白花のチョウセンノギクD.zawadskiiと中国中部の黄花のハイシマカンギクD.indicumとの雑種ができ、さらにいろいろな種が交雑されて成立したものだという。日本では平安時代の初期には栽培されていたとのこと。江戸中期から変わり咲きが生まれ、厚物、管物、広物などの大菊、それに江戸、伊勢、嵯峨、肥後などの中菊ができたという。営利栽培用としては、自然開花時期によって夏菊、夏秋ギク、秋菊、寒菊に分けられ、さらに電照や遮光処理によって開花調節が行われている。1960年代にはスプレーギクSpraymumも導入された。花卉(かき)類の中では営利生産される量が最も多い。

観賞菊:日本で趣味的に観賞されている菊は、花径によって、大菊、中菊、小菊に分けられる。その区分は絶対的なものではないが、通常、それぞれ、径18㎝以上、9㎝以上、9㎝以下に分けられている。生態的にはすべて秋菊系で、短日条件下で開花する。

大菊:観賞用菊の最も代表的なもので、花色は黄、白、橙、桃、赤などがあり、花形から次の6系統に分けられるが、豪華、優美さをもつのを特徴としている。(1)厚物…太い管弁がたくさん集まってこんもりと盛り上がって咲く。(2)厚走(あつばし)り…前者の外側の花弁が外方へ流れて咲く。(走り咲き)。(3)広物(ひろもの)…幅広の平弁で一重咲き、一文字ともいう。花弁が垂れ下がらないように必ず輪台をつけて観賞する。(4)管物(くだもの)…花弁が管状になっているもので、太さによって、太管(ふとくだ)、間管(あいくだ)、細管(ほそくだ)、針管(はりくだ)に分けられる。(5)大掴(おおつか)み…厚物の1種といえるが、花弁が強く巻き込んだように咲く。(6)美濃菊…幅広平弁の八重菊で、岐阜県大垣地方で栽培されてきた。色彩が鮮やかな特徴がある。[栽培]6月頃挿芽をして鉢上げし、系統や品種によって異なるが、秋10~12月に開花する。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑「園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32777711&blog_id=82331[平泉町中尊寺の菊花展~大菊(管物咲き)2009年10月23日(金)]


秋田県立近代美術館の「後三年合戦絵詞の世界展」を見る! 2014年10月23日(木)

2014年10月24日 | 町のイベント

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2014年10月23日(木)、秋田県立近代美術館(横手市赤坂字富ケ沢62-46)で開催中の「後三年合戦絵詞の世界」展[10/4(土)~11/3(日)]を観に行ってきました。会場は秋田ふるさと村の中にあるので、ちょうど準備中と思われる「秋田県横手市第46回菊まつり」も見ることができました。

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正面出入口から入場し、「光の回廊」と呼ばれている広い通路(廊下)を通って「風の回廊」と呼ばれている広場に着きました。「風の回廊」から秋田県立近代美術館へ行く道が矢印で表示されていたので、その通りに進むとすぐ入口でした。

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(下)立派な出入り口がもう一カ所ありました。

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(上と下)展示会場は6階だったので、エレベーターで登って行くと、「展示室入口」の表示がありました。

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(上)6階から見下ろした秋田ふるさと村。上の方の駐車場から建物内部を通って歩いて来たことがわかります。右側が「光の回廊」。

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(下6つ)会場内は撮影禁止でしたので、頂いてきた横手市教育委員会発行の「後三年合戦絵詞の世界展パンフレット」をコピーしておきます。

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