peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市史跡めぐり~磐井の里の石めぐり第2回(その3)坐禅石(ざぜんいし)、龍神堂(りゅうじんどう) 

2014年10月12日 | 史跡、名所、

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2014年10月11日(土)、一関市博物館主催の史跡めぐり~磐井の里の石めぐり・第2回[真柴、花泉(老松)、藤沢(徳田、新沼)方面]が行われましたので、第1回[9月28日(日)千厩(奥玉、磐清水)方面]に引き続き参加しました。一関市博物館(一関市厳美町、道の駅「厳美渓」)に9時集合、一関市博物館の千葉次長の挨拶などを受けてすぐ出発。

最初の目的地は一関市真柴の鬼石で、次は肋石(あばらいし)、兜石、背骨石でした。次に向かったのは龍神堂と坐禅石がある花泉町老松です。バスで30分ほどかかるということでしたが、9:47時頃到着しました。

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(上と下)花と泉の公園の「ぼたん園」前の駐車場(一関市花泉町老松)に9:47時頃到着しました。昼食休憩に利用させていただく「花拓里(かたくり)の館」などを見て、トイレ休憩して、龍神堂と坐禅石の見学に出発です。

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(上と下)龍神堂と坐禅石の登り口の所で、この日案内してくださる5人ほどの地元花泉の郷土史家の皆さんが待っていてくださいました。一関博物館の相馬さんから1人ずつ紹介される皆さん。代表の方が「こんな山奥までわざわざお出でいただきありがとうございます…」と挨拶して、参加者一同の笑いをとっていましたが、心からそう思っているように感じました(9:58時頃)。

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(上)案内人の代表の方を先頭に歩き始めました。軽トラが通れるほどの林道がきれいに草刈りされていました。本当にありがたいと思いました。

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(上と下)「龍神堂・坐禅石」の説明板老松地区お宝保存会の皆さんが建てたようです。ここからは徒歩でのみ通行可能です。

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(上)歩道(山道)の右側に木の間越しに見えたベゴニア館の建物

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(上)一旦下りになり、また上りになっていました。目的地(大物見山頂上)はもうすぐです。

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(上と下)坐禅石(ざぜんいし):一関市花泉町老松 

「男澤村 風土記御用書出」安永4年(1775)より

大物見山 坐禅石 竪壱尺七寸、横壱尺四寸五分 右ハ当村道慶寺開山月泉和尚坐禅石と申伝置候事。

松澤山 道慶寺(しょうたくざん・どうけいじ):老松(旧男沢村)、花泉で最古の開山。

龍雲寺 大祥寺(りゅううんざん・だいしょうじ):老松(旧峠村)

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(上)龍神堂(りゅうじんどう):龍神を祀る石宮で、雨乞い神として信仰されてきたそうです。

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(上)坐禅石(ざぜんいし):道慶寺・大祥寺開祖の「月泉和尚」が、熊野権現のお告げがあり、この大物見山で坐禅をしていた平たい石が「坐禅石」である。

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(下)坐禅石の上で坐禅を組む一関市博物館の千葉次長。

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(下)見学を終えて、出発点に戻ってきた一行(11:39時頃)

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一関市真柴のチカラシバ(力芝) 2014年10月11日(土)

2014年10月12日 | 植物図鑑

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2014年10月11日(土)、一関市博物館主催の史跡めぐり~磐井の里の石めぐり・第2回[真柴、花泉(老松)、藤沢(徳田、新沼)方面]が行われましたので、第1回[9月28日(日)千厩(奥玉、磐清水)方面]に引き続き参加しました。一関市博物館(一関市厳美町、道の駅「厳美渓」)に9時集合、一関市博物館の千葉次長の挨拶などを受けてすぐ出発。

最初の目的地は一関市真柴の鬼石で、次は肋石(あばらいし)、兜石、背骨石でした。このあばら石のある所に群生したチカラシバ(力芝)が暗紫色の剛毛が目立つブラシのような見える穂を沢山つけていました。

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チカラシバ(力芝)イネ科 チカラシバ属 Pennisetum alopecuroides< /p>

和名の「力芝」は、しっかり根をはってなかなか引き抜けないことからついたという。日当たりの良い道ばたや草地などに普通に生える多年草。高さは50~80cmになり、大きな株をつくる。葉は長さ30~60cmの線形で、表面はざらつく。花期は8~11月。穂は長さ10~15cmで、暗紫色の剛毛が目立ち、まるでブラシのように見える。剛毛には刺があり、実は衣服などにつくとなかなか取れない。なお、剛毛が淡緑色のものがあり、「アオチカラシバ(青力芝)f.viridescens」という。分布:北海道(西南部)~沖縄[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市史跡めぐり~磐井の里の石めぐり第2回(その2)肋石(あばらいし)、兜石、背骨石 2014年10

2014年10月12日 | 史跡、名所、

2014年10月11日(土)、一関市博物館主催の史跡めぐり~磐井の里の石めぐり・第2回[真柴、花泉(老松)、藤沢(徳田、新沼)方面]が行われましたので、第1回[9月28日(日)千厩(奥玉、磐清水)方面]に引き続き参加しました。一関市博物館(一関市厳美町、道の駅「厳美渓」)に9時集合、一関市博物館の千葉次長の挨拶などを受けてすぐ出発。

最初の目的地は一関市真柴の鬼石で、次は肋石(あばらいし)、兜石、背骨石でした。私は補聴器をつけていても良く聞き取れないことが多いので、引率する一関市博物館の相馬美貴子さんの説明もほとんど聞いていませんでした。

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(上と下)鬼石の所から200mほど離れた場所にある肋石(あばらいし)、兜石、背骨石の所に徒歩で向かいます。道路沿いの草原の中に5個ほどの石がありました。

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/collection/det53.html [鬼死骸村絵図(一関市博物館)]

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/collection/pict_53_c3.html [鬼死骸村の鬼石]

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http://www.nishi-iwai.org/ubusuna/n/n015.htm [鬼死骸八幡神社]

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肋石(あばらいし):「鬼死骸村風土記御用書出」安永4年(1775)より

あばら石 壱つ 長六尺幅四尺にて平石、鬼石と壱丁程隅田の中有り。

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(下)ここからバスで30分ほどかかるという次の目的地・花泉町老松に向かいます。

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(上)「鬼死骸村」は明治初期までは独立して存在したが、市町村合併などで「鬼死骸」の名はほとんど無くなってしまい、この民家の前にあるバス停にのみその名をとどめていましたが、この日は見当たりませんでした。

http://ankyo.rulez.jp/chinmei/onishigai/onishigai.html [鬼死骸(岩手県一関市)]


一関市史跡めぐり~磐井の里の石めぐり第2回(その1) 2014年10月11日(土)

2014年10月12日 | 史跡、名所、

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2014年10月11日(土)、一関市博物館主催の史跡めぐり~磐井の里の石めぐり・第2回[真柴、花泉(老松)、藤沢(徳田、新沼)方面]が行われましたので、第1回[9月28日(日)千厩(奥玉、磐清水)方面]に引き続き参加しました。一関市博物館(一関市厳美町、道の駅「厳美渓」)に9時集合、一関市博物館の千葉次長の挨拶などを受けてすぐ出発。

最初の目的地は一関市真柴の鬼石でした。ここを訪れるのは5回目でもあり、それに補聴器をつけていても良く聞き取れないことが多いので、引率する相馬美貴子さんの説明もほとんど聞いていませんでした。

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38664792&blog_id=82331[peaの植物図鑑:一関市真柴の旧・奥州街道&サザンカ(山茶花)2011年11月3日(木)]

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(上)東北本線の的場踏切。(下)鬼石(おにいし)は、一関市真柴の田んぼの中で旧4号線(現342号線)と東北本線の間にあります。

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http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/collection/det53.html [鬼死骸村絵図(一関市博物館)]

http://www.museum.city.ichinoseki.iwate.jp/collection/pict_53_c3.html [鬼死骸村の鬼石]

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http://www.nishi-iwai.org/ubusuna/n/n015.htm [鬼死骸八幡神社]

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(上と下4つ)鬼石(おにいし):「鬼市街村風土記御用書出」安永4年(1775)より 鬼石 壱つ 高六尺廻り三丈程、鹿嶋社下田中に有、往古大武丸死骸埋置候上にこれ有る石の由、申伝え候。

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(下)旧4号線で一関市の研修バスが待っていましたが、乗らないで徒歩で次の目的地のあばら石に向かいました(200mぐらい?)。

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