2014年10月11日(土)、一関市博物館主催の史跡めぐり~磐井の里の石めぐり・第2回[真柴、花泉(老松)、藤沢(徳田、新沼)方面]が行われましたので、第1回[9月28日(日)千厩(奥玉、磐清水)方面]に引き続き参加しました。一関市博物館(一関市厳美町、道の駅「厳美渓」)に9時集合、一関市博物館の千葉次長の挨拶などを受けてすぐ出発。
最初の目的地は一関市真柴の鬼石で、次は肋石(あばらいし)、兜石、背骨石でした。次に向かったのは龍神堂と坐禅石がある花泉町老松です。バスで30分ほどかかるということでしたが、9:47時頃到着しました。
(上と下)花と泉の公園の「ぼたん園」前の駐車場(一関市花泉町老松)に9:47時頃到着しました。昼食休憩に利用させていただく「花拓里(かたくり)の館」などを見て、トイレ休憩して、龍神堂と坐禅石の見学に出発です。
(上と下)龍神堂と坐禅石の登り口の所で、この日案内してくださる5人ほどの地元花泉の郷土史家の皆さんが待っていてくださいました。一関博物館の相馬さんから1人ずつ紹介される皆さん。代表の方が「こんな山奥までわざわざお出でいただきありがとうございます…」と挨拶して、参加者一同の笑いをとっていましたが、心からそう思っているように感じました(9:58時頃)。
(上)案内人の代表の方を先頭に歩き始めました。軽トラが通れるほどの林道がきれいに草刈りされていました。本当にありがたいと思いました。
(上と下)「龍神堂・坐禅石」の説明板は老松地区お宝保存会の皆さんが建てたようです。ここからは徒歩でのみ通行可能です。
(上)歩道(山道)の右側に木の間越しに見えたベゴニア館の建物。
(上)一旦下りになり、また上りになっていました。目的地(大物見山頂上)はもうすぐです。
(上と下)坐禅石(ざぜんいし):一関市花泉町老松
「男澤村 風土記御用書出」安永4年(1775)より
大物見山 坐禅石 竪壱尺七寸、横壱尺四寸五分 右ハ当村道慶寺開山月泉和尚坐禅石と申伝置候事。
松澤山 道慶寺(しょうたくざん・どうけいじ):老松(旧男沢村)、花泉で最古の開山。
龍雲寺 大祥寺(りゅううんざん・だいしょうじ):老松(旧峠村)
(上)龍神堂(りゅうじんどう):龍神を祀る石宮で、雨乞い神として信仰されてきたそうです。
(上)坐禅石(ざぜんいし):道慶寺・大祥寺開祖の「月泉和尚」が、熊野権現のお告げがあり、この大物見山で坐禅をしていた平たい石が「坐禅石」である。
(下)坐禅石の上で坐禅を組む一関市博物館の千葉次長。
(下)見学を終えて、出発点に戻ってきた一行(11:39時頃)