peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手蘭友会」洋ラン展のファレノプシス・スバル  2015年12月4日(金)

2016年01月03日 | 洋ラン

2015年12月4日(金)、岩手蘭友会(会長・及川正道)主催「第11回秋の洋ラン展」が、水沢メイプル東館(奥州市水沢区横町)4階催事場で始まりました。10時の開店と同時に入場し、沢山展示されていた洋ランなどを写してきました。12/6(日)午後4時まで。入場無料。 

洋ラン ファレノプシス・スバル ラン科 ファレノプシス属 Phalaenopsis(Phal.) ’Subaru’

Kinu White Coffee×shirayuki

ファレノプシス属 Phalaenopsis(Phal.):約50種が東南アジアを中心にインド、オーストラリア北部、フィリピン、台湾、中国南部に分布する。単茎性、常緑性の着生ランで短い茎に幅広い肉厚の葉を数枚互生する。緑葉種と斑入り葉種とがあり、落葉性種もわずかにある。花茎は葉腋から弓状に伸び、数~数十輪をつけ、花色は白、黄、桃、緑色など変異に富む。花弁の幅が広く、唇弁にひげ状突起がある花を多数つけ、一斉に開花するファレノプシス系統と、花弁と萼片が同長同形で、星形の肉厚な花を1~数個ずつ順に咲かせるスタウログロッチス系統に分けられる。属名はギリシア語のphalaina(蛾)とopsis(見かけ)の2語からなり、花の形に由来したもので、英名では「モス(蛾)・オーキッド」という。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]

http://www.orchidweb.jp/orchidshow/jgp2007/phalaenopsis_hybrids.htm [世界らん展日本大賞2007:ファレノプシス 交配種] 


「岩手県立花きセンター」の ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)  2015年12月3日(木)

2016年01月03日 | 植物図鑑

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)が花を沢山咲かせていました。

ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉)アオイ科 ヒメフヨウ(マルヴァヴィスクス)属 Malvaviscus arboreus

メキシコ(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の低木で、高さ2~3mになる。葉は披針形~卵形でほとんど無分裂。裏面に綿毛があり、表面はざらざらしている。花は単生、赤色の他にピンク色、白色もあり、垂れて咲く。

マルヴァヴィスクス(ヒメフヨウ)属 Malvaviscus:熱帯アメリカに約60種が分布する。樹全体に剛毛または軟毛がある。葉は単葉で互生し、無裂、あるいは掌状に角をもつか分裂する。花は赤色で、葉腋に単生し、ときに頂生の総状花序または集散花序となる。属名は、Malva(アオイ属)とViscus(とりもち)からなり、果実に由来する。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]

 http://www1.m.jcnnet.jp/hanazukan-mainn/hanaindex/naha/himehuyou.html [ヒメフヨウ(姫芙蓉):花図鑑]

 http://syoutarou.com/himefuyou.htm [ヒメフヨウ]

 http://www.t-webcity.com/~plantdan/mokuhon/syousai/hagyou/hi/himehuyou.html [GKZ植物事典:ヒメフヨウ(姫芙蓉)]

 https://minhana.net/wiki/%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%82%AD%E3%83%92%E3%83%A1%E3%83%95%E3%83%A8%E3%82%A6 [ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉):みんなの花図鑑]

 http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-turks-cap_large.html [ウナズキヒメフヨウ(頷き姫芙蓉):かぎけんWEB]


「世界の椿館・碁石」の椿 秋の山・関東(あきのやま・かんとう) 2015年12月10日(木)

2016年01月03日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内の「花形十景」コーナーに植栽されている「秋の山・関東(あきのやま・かんとう)」という名のツバキ(椿)が、白地に紅色の縦絞り、一重、筒~ラッパ咲きの花を咲かせていました。「秋の山・関西」という名の椿もあるそうです。 

椿 秋の山・関東(あきのやま・かんとう)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica aki-no-yama(Kanto) 

[産地]江戸。[花]白地に紅色の縦絞り、一重、筒~ラッパ咲き、筒しべ、小~中輪。[花期]10~4月。[葉]長楕円~楕円、中形、波曲。[樹]立性、主幹のない箒状の樹形。[来歴]1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より]

(下)「秋の山」には、「秋の山・関西」というものもある。別名:神代椿(かみよつばき)。