peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手県立花きセンター」の トックリキワタ(徳利木綿)  2015年12月3日(木)

2016年01月11日 | 植物図鑑

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているトックリキワタ(徳利木綿)という名の植物が葉を沢山茂らせていました。和名の由来になったトックリ(徳利)のように見える幹をしていました。 

  コリシア(トックリキワタ)属 Chorisia:南アメリカの熱帯から亜熱帯に5種ある落葉高木。葉は互生、掌状葉は5~7裂。花弁は5枚。花は腋生、単生または総状。種子につく綿は詰め物、パッキング材。樹皮から採れる繊維はロープに利用される。

トックリキワタ(徳利木綿)パンヤ科 トックリキワタ(コリシア)属 Chorisia crispiflora

ブラジル(アメリカ熱帯雨林気候区)原産の落葉高木。生長が早く5~6年で成木となり、開花する。葉は掌状複葉で小葉は5~9枚。実生、挿し木、取り木などで殖やす。キワタキワタノキを意味し、トックリは幹の形状が徳利に似ていることから名づけられた。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]