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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」の椿・赤加茂本阿弥(あかかもほんなみ) 2015年12月10日(木)

2016年01月22日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内に植栽されていた赤加茂本阿弥(あかかもほんなみ)という名のツバキ(椿)が、濃紅色、一重、椀咲きの花を咲かせていました。

椿・赤加茂本阿弥(あかかもほんなみ)ツバキ科 ツバイ属 Camellia japonica  Aka-kamohonnami  

[産地]愛媛。[花]濃紅色、一重、椀咲き、蕾から雌しべの先端が突出、筒しべ、中~大輪。[花期]11~3月。[葉]広楕円、やや大形。[樹]立性。[来歴]西条市小松町旧家の加茂本阿弥の根から生じた突然変異の紅花、嵯峨本阿弥より花色が濃い。1994年に玉置猛が命名・発表。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より] 


「岩手県立花きセンター」の洋ラン・オドントグロッサム 2015年12月3日(木)

2016年01月22日 | 洋ラン

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。本館(管理棟)の「展示室」エリアに展示されている色々な草花の中に、オドントグロッサムという名の洋ランが花を沢山咲かせていました。

洋ラン オドントグロッサム Odontoglossum(Odm.)

 

 オドントグロッスム属 Odontglosum(Odm.):園芸的に評価が高く、広く知られているもので、最近、いくつかの小集団が、新設の属に移されており、掲載種の一部もそれに当たるが、ここでは従前の分類によるものとする。分布域は中、南アメリカ、主にコロンビアから、ペルー、ボリビアに至るアンデスの山地に多く見られ、種の数は約140を数える。中~大型の着生ランである。詰まった根茎につく球茎は卵形~楕円形、多くは扁平で、鞘葉ともに1~3葉を頂生する。葉は狭長で、薄い革質。花茎は球茎基部に生じ、直立または弓状に伸び、ときに分岐し、多花を付ける。花はおおむね開張し、萼片、花弁はほぼ同形。唇弁は全縁または3裂し、基部に特徴のある突起をもつ。花粉塊は2個。属名はギリシア語のodonto(歯)とglossa(舌)の2語からなり、唇弁基部の歯状突起による。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]