peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手県立花きセンター」のオオタニワタリ(大谷渡り)   2015年12月3日(木)

2016年01月16日 | 植物図鑑

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているオオタニワタリが大きな葉を展開していました。 

 チャセンシダ科 オオタニワタリ属 Neottopteris :一般にチャセンシダ属(アスプレニウム Asplenium)として分類されるが、そのうちで、単葉で葉脈が葉の周辺の連結脈ですべてつながっているものを「オオタニワタリ属」という。日本および近接地域の2種がよく知られている。

オオタニワタリ チャセンシダ科 オオタニワタリ属 Neottopteris antiguum

日本の暖地、済州島、台湾より南(東南アジア熱帯雨林気候区)原産。樹上や岩石などに着生する常緑多年生シダで、根茎は塊状で放射状に多数の単葉を出す。葉は革質で長さ40~100㎝ぐらいになる。耐寒性もあるが、高温多湿半陰であれば良く生育する。室内でも充分生育するが、カイガラムシ、ナメクジに注意する。他にシマオオタニワタリがある。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より]


佐賀県唐津市のブッシュカン(仏手柑) 2016年1月15日(金)

2016年01月16日 | 植物図鑑

2016年1月15日(金)、妻が珍しい柑橘があるといって録画しておいたTV番組を見せてくれました。俳優の田山涼成さんが佐賀県を旅するもので、「珍しい柑橘」というのは「仏手柑(ぶっしゅかん)」「元寇(げんこう)」でした。

佐賀県は、ハウスみかんの栽培が盛んで生産量全国1位だそうで、中でも唐津はその8割を生産しているのだそうです。そんな唐津で、珍しい柑橘をつくっている方が富田農園の富田秀俊さん。

 http://www.to-ku.com/midokoro/2240.htm [遠くへ行きたい:第2240回『冬の玄界灘を食べつくす』佐賀県唐津市・田山涼成]

 仏手柑(ぶっしゅかん)ミカン科 ミカン属 Citrus medica var.sarcodactylis

常緑低木樹。「カボス」「ユズ」などと同じ香酸柑橘類の一種。シトロン(C.medica)の変種。ブシュカンともいう。インド東北部原産。果実は芳香があり濃黄色に熟し、長楕円形で先が指のように分かれる。和名はその形を仏陀の掌になぞらえてつけられた。暖地で観賞用に栽植される。実が少ないので生食には向かず、一般的に砂糖漬けなどで菓子にしたり、乾燥させて漢方薬にしたりしてして利用される。果実は冬に収穫する。日本における2010年の収穫量は5.0トンであり、その全てが鹿児島県において生産されている。英名:Buddha's hand。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AB%E3%83%B3 [ブッシュカン:Wikipedia]

 http://www.kudamononavi.com/zukan/kousan/busshukan [仏手柑 ぶっしゅかん:香酸柑橘]

 http://matome.naver.jp/odai/2138663214758600401 [一度見たら忘れない!幸運をもたらす”仏手柑(ブッシュカン)”とは?]