peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

胆沢郡金ケ崎町赤石堤のマユミ(真弓) 2015年12月3日(木)

2016年01月08日 | 植物図鑑

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。その途中の県道沿いにある「赤石堤」のという「白鳥飛来地」に植栽されているマユミ(真弓)が赤い仮種皮に包まれた種子を出した果実を沢山つけていました。

マユミ(真弓)ニシキギ科 ニシキギ属 Euonymus sieboldianus

山野に生える落葉低木~高木で、高さは普通3~5m、大きいものは15mに達する。樹皮は灰白色で、老木になると縦に少し裂ける。若枝は緑色で白いすじのあるものが多い。葉は長さ5~15㎝の楕円形または倒卵状楕円形で先は鋭く尖り、縁には細かい鋸歯がある。裏面は淡緑色で、脈が目立つ。

5~6月、前年枝の基部から長さ3~6㎝の柄のある集散花序を出し、直径約8㎜の淡緑色の花をまばらに開く。雌雄別株。花弁と萼片は4個。雄しべは4個あり、雄花では花糸が長く、雌花では短い。葯は黒紫色~暗紫色。果は長さ、幅とも8~10㎜の四角形で、淡紅色に熟して4つに深く裂けると、赤い仮種皮に包まれた種子が現れる。マユミの実はかなり遅くまで残り、初雪の頃でも赤い実がよく目立つ。弓をつくるのに使われたように、枝はよくしなう。

和名は、昔、この材で弓をつくったことから真弓の名がある。材は白く、緻密で狂いが少ない。

葉が両面とも見毛のものをカンサイマユミ、裏面の脈上に毛状突起や毛があるものをカントウマユミ(ユモトマユミ)として区別することもある。用途:庭木、公園樹、盆栽、小箱、玩具、櫛。分布:北海道、本州、四国、九州(屋久島まで)、南千島、サハリン、朝鮮南部、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より] 


浅田次郎著『一路(いちろ)』(中公文庫版)を読む! 2016年1月5日(火)

2016年01月08日 | 読書、本

 

2016年1月5日(火)中央公論新社発行の時代小説・浅田次郎著『一路(いちろ)』「上」(中公文庫版、2015年4月25日初版発行、2015年8月30日 10刷発行、352ページ)を読み始めて、現在「下」(中公文庫版、2015年4月25日初版発行、2015年8月25日 9刷発行、336ページ)を読んでいます。

この小説は、『中央公論』の2010年1月号から2012年11月号まで連載された後、2013年2月25日に単行本が刊行されたそうです。第3回「本屋が選ぶ時代小説大賞」受賞作。2015年4月25日に中公文庫版が発刊されています。

 2013年に本作の舞台である中山道の各地を巡る紀行番組がBS日テレビで製作されています。また、2015年7月31日から9月25日までNHKBSプレミアム「BS時代劇」で、永山絢斗(ながやま・けんと)主演テレビドラマ化されています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E7%94%B0%E6%AC%A1%E9%83%8E [浅田次郎:Wikipedia] 

大変面白く読ませていただいているので、紹介文を書くつもりでしたが、下記のWebサイトに詳しい内容等が記載されていますので、省略させていただきます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%B7%AF [一路:Wikipedia]

https://www.chuko.co.jp/special/ichiro/arasuji.html [あらすじ:一路 浅田次郎:特設ページ:中央公論新社]

 http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/ichiro/ [NHK BSプレミアム:一路]