peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」の椿 リンゴツバキ(林檎椿) 2015年12月10日(木)

2016年01月05日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内の北側にあるトイレの方角の壁際に展示されていた鉢植えの「リンゴツバキ(林檎椿)」が、濃紅色、一重、ラッパ咲きの花を咲かせていました。和名は、赤いリンゴのような実がなることによるそうです。

 椿・リンゴツバキ(林檎椿)ツバキ科 ツバキ属 Camellia japonica Ringo-tsubaki

 [産地]屋久島。[花]濃紅色、一重、ラッパ咲き、小~中輪。[花期]3~4月。[葉]楕円、小形。[樹]叢生。[来歴]赤いリンゴのような実がなるのでこの名がつく、中の種は小さい。秋芽が伸びる。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より]


「岩手県立花きセンター」の アカタコノキ/ビヨウタコノキ  2015年12月3日(木)

2016年01月05日 | 植物図鑑

 2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。「花の館温室」「亜熱帯温室」エリアに植栽されているアカタコノキ(赤蛸の木)/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)が蛸の足のように見える気根を伸ばし、美しい葉を茂らせていました。

アカタコノキ/ビヨウタコノキ タコノキ科 タコノキ属 Pandanus utilis

マダガスカル島原産の常緑高木。原産地では樹高20mにも達するという。タコノキの中では本種が最も葉姿が美しいとされ、「ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)」の和名がある。また、タコノキの仲間では本種が最も肌が美しいと言われ、亜熱帯地域では公園樹などとして植栽されている。葉長は30~90㎝程度。葉色は青緑色で、葉縁には赤色の刺を持つ。比較的に気根の数は少ない。属名は、タコノキのマレー語「パンダン」に由来している。種小名は「有用な」の意。英名:Screw Pine/Walking palm [下記Webサイトより]

タコノキ属 Pandanus:アメリカ大陸を除く世界の熱帯に約650種がある。雌雄別株の低木または高木。多くのものは幹は直立し、よく分岐して茂り、多数の気根をもち、この気根が名前の由来となっている。葉はやや剣状でらせん(螺旋)状に配列し、葉縁および主脈に鋭い刺をもつものが多い。[誠文堂新光社発行、日本インドア・グリーン協会編「熱帯花木と観葉植物図鑑」より] 

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/05f1eb6dba76f2c08ce1cd819b421f40 [peaの植物図鑑:「岩手県立花きセンター」のアカタコノキ/ビヨウタコノキ(美葉蛸の木)2007年12月21日]

http://www.t-webcity.com/~plantdan/mokuhon/syousai/agyou/a/akatakonoki.html [GKZ植物事典・アカタコノキ]

https://minhana.net/wiki/%E3%83%93%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%8E%E3%82%AD [ビヨウタコノキ(美葉蛸の木):みんなの花図鑑]