peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩野草会「春の山野草展」のリュウキンカ(立金花)2017年5月4日(木)

2017年05月05日 | 植物図鑑

(下)ヒメリュウキンカ’カッパーノブ’:葉変わり系。ハート形のカラス葉。花は黄色で咲き、白く退色する。

2017年5月4日(木)、一関市千厩野草会(金野昌敏・会長)主催の「春の山野草展」[5/4(木)~5/5(金)、会場:千厩ショッピングモール・エスピア]が始まったので観に行ってきました。

山野草展で良く見かけるリュウキンカ(立金花)が、2鉢展示されていましたが、良く見たら1つはヒメリュウキンカ’カッパーノブ’という品種でした。

リュウキンカ(立金花)キンポウゲ科 Caltha palustris var.nipponica

特徴:山麓の湿地や沼などの浅い水中に生える多年草黄金色の花を立ち上げて咲くことからこの名がある。花茎は直立し、高さ20~50㎝。花茎上部に付く茎葉の葉脈や茎頂に、鮮やかな黄色の花を付ける。根生葉は腎円形~心円形で、縁に鈍鋸歯がある。エゾノリュウキンカは本種よりも大型。花期:5~7月。分布:本州・九州。

栽培:春・秋は日当たりと風通しの良い場所で、花後~夏は半日陰に、冬は凍結から保護できる場所で管理する。湿生の植物なので、水切れに注意する。春・秋に置き肥を与える。植え替えは春に行い、硬質赤玉土・硬質鹿沼土の混合土か、ケトで底穴のない鉢に植え、水を張っても良い。増殖は株分けによる。鉢植えに適した流通品にヨーロッパ原産ヒメリュウキンカがある。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より] 

ヒメリュウキンカ(姫立金花)’カッパーノブ’ キンポウゲ科 キンポウゲ属  Ranunculus ficaria 'Coppernob' 

http://www.sanyasou-sodateru.com/saibaisousyun/himeryuukinka.htm [ヒメリュウキンカ(姫立金花)の育て方:山野草を育てるNori&Wako

 


一関市千厩野草会「春の山野草展」のムサシアブミ(武蔵鐙) 2017年5月4日(木)

2017年05月05日 | 植物図鑑

2017年5月4日(木)、一関市千厩野草会(金野昌敏・会長)主催の「春の山野草展」[5/4(木)~5/5(金)、会場:千厩ショッピングモール・エスピア]が始まったので観に行ってきました。

山野草展で良く見かけるムサシアブミ(武蔵鐙)が、一鉢だけでしたが展示されていました。

ムサシアブミ(武蔵鐙)サトイモ科  Arisaema ringens

特徴:やや湿った林内に生え、特に海岸近くの林で見られることが多い多年草。昔、武蔵国で作られた鐙(あぶみ:馬に乗るとき足を乗せる部分)の形に似ているのでこの名がある。花時に頂小葉は10~30㎝の長さになる。花柄は短く3~10㎝。仏炎苞暗紫色または白緑色。口辺部は顕著に開出し、耳状となる。付属体は大きく白色棒状だが、外からは確認できない。花期:3~5月。分布:本州(関東以西)・四国・九州。

栽培:春から花が終わるまではよく日に当て、花後は風通しの良い半日蔭で管理する。植え替え2~3年に1回、発根前の2~3月か、秋に行う。用土例は硬質鹿沼土6・硬質赤玉土4の混合土で、鉢は中深鉢を使う。球根を傷めないように、古根や茎を取り除く。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]