2017 年5月9日(火)、「ぼたん・しゃくやく祭り」[4/29(土)~6/7(日)]が開かれている一関市花泉町の「花と泉の公園・ぼたん園」(一関市花泉町老松字下宮沢159-1)に行ってきました。
未だ花数が少ないため「入場無料」になっていましたが、私は1年間有効のパスポート(2,000円)を購入していたので関係ありませんでした。
ぼたん園の「ぼたんハウス」という名のレストラン・休憩所を過ぎて、「しゃくやく園」(開花株は全く無し)の表示板を見ながら左側に曲がったら「ハナズオウ(花蘇芳)」の名札を付けた樹木が、紅紫色の花を沢山咲かせていました。この花の隣には、白色花のものも植栽されていました。
ハナズオウ(花蘇芳)マメ科 ハナズオウ属 Cercis chinensis
中国原産の落葉低木。葉が出る前に紅紫色の花が枝いっぱいに群がって咲くので、公園や庭などに広く植えられている。和名は紅紫色の花の色(古くから染料植物として用いられるジャケツイバラ科ジャケツイバラ属のスオウの心材から採れる美しい虹色に似ていること)に由来する。
原産地では高木になるが、日本では高さ5mほどで、比較的寿命が短い。樹皮は灰白色で、若い枝はジグザグに曲がる。葉は互生し、長さ5~8㎝の円形または広卵形で、先は短く尖り、基部はハート形。花期は4月。花は長さ2㎝ほどの蝶形。豆果は長さ5~7㎝で平たく、黒褐色に熟す。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]