2018年12月15日(土)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280番地)に行ってきました(この日の入館料は200円)。館内に入ると直ぐの所にあるエントランスホールで展示販売されている様々な植物の中に、花を沢山と付けた「レウィシア」がありました。
スベリヒユ科 ルウィシア属 Lewisia:ロッキー山脈沿いに、メキシコからカナダに約19種が分布する多年草で、砂漠に近い砂礫地に自生する。
レウィシア スベリヒユ科 ルウィシア属 Lewisia cotyledon
イワハナビともいう。やや多肉質の葉を放射状に根出して株を張り5~10㎝に叢生する。株の中心から花茎を伸ばし、白からピンクの花が単生または円錐花序をつくる。萼片2~6、花弁4~16、雄しべ5以上、花柱3~8あり、基部で合着する。園芸的には本種の系統の改良が進み、’スーザン’’ピンキー’など多くの園芸品種が育成されている。径2~5㎝で、濃桃色から橙色の色幅があり、夏期に数本の花茎を伸ばし、開花期間が長い。ほかに桃から濃桃色、橙色花の同属のツイーディーL.tweedyi、宿根性で桃から紫紅色花のレディビバL.redivivaがある。[栽培]乾燥した環境を好み、種子、株分けで繁殖する。[花期]夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]