
ほんのりと赤い小花を付け始めた日立紅寒梅=日立市で© 東京新聞 提供
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日立紅寒桜ほころぶ 茨城・かみね公園(東京新聞 昨日 11:13)
初春の訪れを告げる「日立紅寒桜(べにかんざくら)」が、茨城県日立市宮田町の市かみね公園でほころび始めた。寒空に咲く赤く愛らしい小花が、訪れた市民らの目を楽しませている。
日立紅寒桜は二〇〇六年、同市固有の桜の品種として農林水産省に登録された。現在は、JR日立駅中央口広場や多賀市民プラザなど、市内に約二百八十本が植えられている。
市さくら課によると、例年の開花は一月中旬ごろだが、今年は一週間ほど早い。詳しい理由は分からないが、昨年十一〜十二月に比較的暖かかったのが影響しているとみられる。
少しずつつぼみが開くため全体の花期は長く、三月上旬ごろまで楽しめるという。(出来田敬司)