peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

鹿児島県奄美大島でヒカンザクラ(緋寒桜)開花! 2023年1月26日(木)

2023年01月27日 | 気候、天気、季節の風物詩
開花したヒカンザクラに集まるメジロ=鹿児島県龍郷町で2023年1月25日午後2時55分、神田和明撮影© 毎日新聞 提供
 

奄美大島でヒカンザクラ開花 ピンクの花寒風に揺れる

(毎日新聞 - 12 時間前)

 鹿児島県の奄美大島ヒカンザクラが咲き始め、桜の名所がある同県龍郷町が25日、開花宣言した。ピンクの花が寒風に揺れ、2月中旬に見ごろを迎える。

 花がうつむいたように下向きに咲くのが特徴で、奄美地方が最も冷え込む時期に開花する。この日は四分咲きで、例年より開花が約2週間遅かったという。

 敷地内と周辺に約1000本が植えられている奄美自然観察の森には、早くも満開近い木もあり、メジロなどの野鳥も集まる。開花を宣言した則(のり)敏光副町長は「自然保護と観光を両立させたい」と話した。【神田和明】









京都府立植物園のユウクリニア・ロンギフロラ 2023年1月15日(日)

2023年01月27日 | 気候、天気、季節の風物詩



ユウクリニア・ロンギフロラ(2023/01/11)



 西アフリカのガーナ原産のアカネ科の1種。花期はそろそろ終わりですが、観覧温室内に咲いています。この花に引き付けられる理由は2つ。1つは、直径6~7センチの花の先端の下にある10~15センチもする長い花筒です(写真左)。5枚の花弁がラッパ状に開いたその奥の方に蜜が溜まっています(写真中央)。それを吸いに、同じ長さの長い口吻をもつ蛾かチョウがやって来るのを想像してしまいます。白い花なので夜行性の蛾かな? もう1つは、真ん中にある1本の雌しべの花柱にびっしりと付いた花粉(写真右)。secondary pollen presentationといい、周りの5本の雄しべからの花粉が雌しべの花柱に運ばれ、そこから昆虫のからだに付いて運ばれることになります。

みんなのコメント(4) 花好きかんちゃん2023/01/12
珍しい花ですね。
長い花筒を持った花なんてね。
5枚の花弁と雄蕊の黄色い花粉は、ユリの花を思い出す。
へ~雌蕊にたくさん花粉がついてますね。これを昆虫がどこかの花に花粉を運ぶのですか。雄蕊からの花粉ではなく。