peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市藤沢町黄海(きのみ)のクレマチス 2012年5月27日(日)

2012年05月28日 | 植物図鑑

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2012年5月27日(日)、一関市博物館主催の藤沢の文化財巡りツアーに参加して藤沢町の様々な文化財を観てきました。最初に見せていただいたのは、藤沢町黄海(きのみ)字小日形にある樹高45m余、樹周7.5m、直径1.8mという町指定天然記念物のイチョウ(公孫樹/銀杏)でした。

熊谷慶二郎氏宅の前庭を通って屋敷林に生えている大木を見せていただいたのですが、庭に植えられていたクレマチスが丁度見頃を迎えていました。

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(上)熊谷氏宅のすぐ近くの道路沿いにカスリン台風(昭和22年9月16日)、アイオン台風(昭和23年9月17日)、台風6号(平成14年7月11日)時の洪水位の表示塔がたてられていました。

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(上)車道から眺めた天然記念物の大イチョウ(公孫樹/銀杏)(下)熊谷慶二郎氏宅。

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クレマチス キンポウゲ科 クレマチス(センニンソウ)属 Clematis

クレマチスとはセンニンソウ属の学名だが、園芸界ではカザグルマやテッセン、その他の原種を交雑して育成された園芸品種の総称として使われている。このクレマチスのことをテッセンと呼ぶ人が多いが、本物のテッセンは花が小形で、6個の花弁状の萼片をもち、花柄に苞がある。クレマチスの花が大形の品種はほとんどが8個の萼片をもち、この点ではカザグルマの形質を強く受け継いでいる。花の色は白、紫、青、ピンク、赤などがある。花期は平野部では5月中旬、山間部では6月初旬。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市藤沢町の天然記念物・ガンボクエゴノキ(雁木エゴノキ) 2012年5月27日(日)

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2012年5月27日(日)、一関市博物館主催の藤沢の文化財巡りツアーに参加して藤沢町の様々な文化財を観てきました。

岩手県指定天然記念物のガンボクエゴノキ(雁木エゴノキ)は、藤沢町の中心部から主要地方道藤沢大籠線で約6㎞。左側にある大平集落のバス停留所「作業所前」の近くに「育樹育英」と刻まれた大きな石碑がある分岐道を北東方面に約40mほど進んだ所の左側最初の家の前庭にあります。今のところ世界のどこからも同型のものは発見されていないそうで、「世界に一本のみの珍木」のようです

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(下)「根が踏まれると樹木が弱るので、金網のフェンスで囲んでいる」ということでしたが、扉を開けて見せてくださいました。

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(下)「花は6月に咲く」ということで、未だ花は咲いていませんでしたが、良く見ると普通の「エゴノキ」と同じような蕾がついていました。

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藤沢町大籠(おおかご)のガンボクエゴノキ(雁木エゴノキ) エゴノキ科 Styrax japonica SEIBOLD et ZUCCARINI。forma zigzag SUGIMOTO(母種 エゴノキ)。Japanese Snowbell,Silver Bell。

1976(昭和51)年3月23日 岩手県の天然記念物に指定:「大籠のガンボクエゴノキ」。

所在の場所:一関市藤沢町大籠(おおかご)字沢内11番地、佐藤 勉氏宅の前庭。

1918(大正7)年頃、所有者の佐藤氏居宅の南方300mの山林で発見され、自宅の庭へ移植。博物学者の鳥羽源蔵県立岩手師範学校教諭採集標本に基づいて、小泉源一・京都大学教授が1937年新和名「ガンボクエゴノキ Styrax japonica S.et Z.var.zigzag KOIDZUMI」と命名して発表した。枝の屈曲する形状が秋の空を渡る雁行を連想させることに因む名前である。

節ごとに折れ曲がる畸形に加えて、1968年、花がすべて八重咲きであることも発見された。(故・瀬川経郎岩手県文化財保護審議会委員)。初代木は、推定樹齢100年ぐらいで、残念にも1972年衰弱枯死してしまったが、目通周80㎝、根元周112㎝、樹高6mあったという。現有木はそのヒコバエである。ヒコバエの分幹がいつごろか不明。推定樹齢:80年以上。樹高:約2m。

エゴノキは北海道から九州まで幅広く分布する落葉樹で、6月頃、枝に垂れ下がった白い花を咲かせます。材が傘のロクロに使われることから、別名は「ロクロギ」。古くから身近な樹木として親しまれています。ガンボクエゴノキの「ガンボク」とは「雁木」と書き、あたかも雁が行列をなして飛ぶがごとく、枝がギザギザして左右同じ具合にデコボコしている様子を表現したもの。大籠のエゴノキは、枝の奇形に加えて花が八重咲きという珍木で、専門家からも注目されています。現在の木は二世で、一世木は昭和43(1968)年に多量の花を咲かせた後、衰弱して、ついに1972(昭和47)年枯死してしまいました。


一関市藤沢町のヤブデマリ(藪手毬) 2012年5月27日(日)

2012年05月27日 | 植物図鑑

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2012年5月27日(日)、一関市博物館主催の藤沢の文化財巡りツアーに参加して藤沢町の様々な文化財を観てきました。最初に見せていただいたのは、藤沢町黄海(きのみ)字小日形にある樹高45m余、樹周7.5m、直径1.8mという町指定天然記念物のイチョウ(公孫樹/銀杏)でした。

バスが駐車していた小日形自治会館の近くの道路沿いに生えていたヤブデマリ(藪手毬)が、白い花を沢山咲かせていました。

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ヤブデマリ(藪手毬) スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum plicatum var.tomentosum

谷間や沢沿いなどに多い落葉小高木。高さは6mほどになり、枝は横に広がる。葉は対生し、長さ5~12㎝の長楕円形~倒卵形で、縁には鈍い鋸歯がある。花期は5~6月。直径5~10㎝の花穂の中心部に小さな両性花が多数集まり、その周りを装飾花が取り巻いている。装飾花は直径3~4㎝。両性花だけが実を結ぶ。果実ははじめは赤く、9~10月に黒く熟す。分布:本州(関東地方以西)~九州。


一関市藤沢町の天然記念物のイチョウ(公孫樹/銀杏) 2012年5月27日(日)

2012年05月27日 | 植物図鑑

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一関市博物館は、2012年4/28(土)~6/17(日)の日程で「合併記念展・藤沢の文化財」を開催中である。一関市と藤沢町は昨年9月26日をもって合併し、面積1256.25平方キロメートル、人口は12万7,642人を有する新しい一関市として出発した。この特別展は、この合併を記念して藤沢で護り伝えられ、あるいは大切に保管されてきた優れた文化財を広く紹介することを目的にしたもの。

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2012年5月27日(日)、一関市博物館主催の藤沢の文化財巡りツアーに参加して藤沢町の様々な文化財を観てきました。最初に見せていただいたのは、藤沢町黄海(きのみ)字小日形にある樹高45m余、樹周7.5m、直径1.8mという町指定天然記念物のイチョウ(公孫樹/銀杏)でした。

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藤沢町指定天然記念物・イチョウ(公孫樹/銀杏) イチョウ科 Ginkgo biloba LINNAEUS

[指定]1972(昭和47)年3月25日。[指定の理由]樹高45m余、樹周7.5m、直径1.8m、側枝がおびただしく発生し、太い樹幹と枝の分かれのところに多数の柱瘤があり大きいものが長さ1.5m、大小200余ある。枝張り東西15.5m、南北16.3m。本町現存中唯一の偉観をなしている。[樹齢]推定 約500年。

Maidenhair Tree,Chiness Silver-fruit Tree [方言名]ぎんなん、いぢょ、えじょ。

所在地:一関市藤沢町黄海(きのみ)字小日形。(所有者:熊谷慶二氏)。

岩手県内有数のイチョウ巨樹。とりわけ樹高では抜群の高さを誇り、垂下乳房状瘤の数の多い幹も特徴的な雌株の大イチョウである。旧家の屋敷に聳え立ち、樹下に氏神様が奉られている。傍らに雌株のカヤ巨樹も立ち、屋敷林を形成しているが、いずれも昔は果実採取用としての役目を果たしていたものと想像される。

[以上の文章は、バスツアー参加者に配布された資料による。]


「サハラガラスパーク」のチョウジソウ(丁字草) 2012年5月26日(土)

2012年05月26日 | 植物図鑑

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2012年5月26日(土)、の「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上263-1)に行きました。ガラスパークのガーデンには、いつも何がしかの植物が花を咲かせていますが、この日はチョウジソウ(丁字草)が、淡青色の花を沢山咲かせていました。

http://www.ichitabi.jp/area/info.php?flg_action=page_view&flg_no=9 [サハラガラスパーク:観光スポット(一関市観光ガイド)]

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キョウチクトウ科 チョウジソウ(アムソニア)属 Amsonia:北アメリカ、小アジアに20種分布し、日本にはチョウジソウのみが自生する。

チョウジソウ(丁字草) キョウチクトウ科 チョウジソウ(アムソニア)属 Amsonia elliptica

日本、朝鮮半島、及び中国の川岸や湿原に自生する多年草。茎は直立し40~80㎝の高さになる。葉は長楕円形から広披針形で先鋭する。花は淡青色で集散花序を頂生する。小花を横から見ると、「丁」の字に似ることからこの名がある。

栽培:暑さと乾燥に弱いので、半日陰の湿地で栽培する。鉢植えの場合は腐葉土を多めに配合した用土に植えるとよい。繁殖は株分け、種子、挿し芽により、株分けは10月、種子は春播き、挿し芽は6月に行うとよい。花期:5~6月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%BD%E3%82%A6 [チョウジソウ(Wikipedia)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%82%BD%E3%82%A6%E5%B1%9E [チョウジソウ属(Wikipedia)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/apocynaceae/cyoujisou/cyoujisou.htm [チョウジソウ]

http://www.hana300.com/cyouji.html [丁字草(チョウジソウ)]

http://garden-vision.net/flower/tagyo/tyojiso.html [チョウジソウ:新・花と緑の詳しい図鑑]