peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のウワミズザクラ(上溝桜) 2012年5月9日(水)

2012年05月09日 | 植物図鑑

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2012年5月9日(水)、一関市東山町長坂字東本町のJR大船渡線ガードのすぐ傍に生えているウワミズザクラ(上溝桜)が、花穂に白い花を沢山つけていました。

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ウワミズザクラ(上溝桜) バラ科 サクラ(プルヌス)属 Prunus grayana

山野に生える落葉高木で、高さは10~20mになる。樹皮は暗紫褐色で横長の皮目がある。前年枝は黒紫色で光沢がある。葉は互生し、長さ6~12㎝の卵形または卵状長楕円形で先は尾状に尖り、基部は丸く、縁には刺状の鋭い鋸歯がある。成葉は無毛。葉の基部に腺点がある。

4~5月、葉が開いてから本年枝の先に長さ6~10㎝ほどの総状花序を出し、白色5弁の花を多数密に開く。花序の枝は無毛、または毛を密生し、3~5個の葉がつく。花弁は倒卵形で長さ約3㎜。雄しべは多数あり、花弁より長く突き出てブラシのように見える。(花穂はイヌザクラに似ているが、花穂の下に葉が数個つく。)花は直径7㎜ほど。花柱は雄しべと同長で無毛。ガク筒は鐘形。ガク片は長さ1~1.5㎜の長楕円形で内側は有毛。

果実は長さ6~7㎜の卵円形で先は尖り、黄赤色から黒く熟す。緑色の幼果(若い実)を塩漬けにするほか、新潟では蕾の塩漬けを「杏仁香(あんにんご)」と呼んで食用にする。用途:庭木、建築・器具・彫刻材、薪炭、樹皮は桜皮細工・染料に使う。分布:北海道、本州、四国、九州、中国(湖北・四川・広西省)。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市東山町のハナモモ(花桃)・ザンセツシダレ(残雪枝垂) 2012年5月7日(月)

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2012年5月7日(月)、一関市東山町長坂字柴宿の県道19号(一関大東)線から猿沢、水沢、江刺方面へ行く105号線分岐交差点の近くにある民家の庭に植えられているハナモモ(花桃)・ザンセツシダレ(残雪枝垂)が、真っ白い花を沢山咲かせていました。この民家の女主人は妻の友人なので、近くに寄って写真を撮らせてもらいました。

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(下6つ)ハナモモ(花桃)・ザンセツシダレ(残雪枝垂)と思われる花木が真っ白い花を沢山咲かせていました。

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ハナモモ(花桃)・ザンセツシダレ(残雪枝垂) バラ科 サクラ(プルヌス)属 Prunus persica cv.Zansetsu-shidare

モモ(桃)は、花を観賞するものを「ハナモモ(花桃)」、果実を食用にするものを「ミモモ(実桃)」と呼んで大別しているが、モモの園芸品種で、白の八重咲きの枝垂れ桃。

http://0424hana0714bun.blog63.fc2.com/blog-entry-816.html [Bun meets man.:雪のように白い残雪枝垂!]

http://pwneko.com/4gatu/zansetusidare.html [ザンセツシダレ(残雪枝垂)]

http://www.geocities.jp/yunakisaragi/x-hanamomo.html [ハナモモ(花桃)]


一関市東山町のハナモモ(花桃)・ゲンペイシダレ(源平枝垂) 2012年5月7日(月)

2012年05月09日 | 植物図鑑

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2012年5月7日(月)、一関市東山町長坂字柴宿の県道19号(一関大東)線から猿沢、水沢、江刺方面へ行く105号線分岐交差点の近くにある民家の庭に植えられているハナモモ(花桃)・ゲンペイシダレ(源平枝垂)が、一本の樹に白花と紅花を咲かせていました。この民家の女主人は妻の友人なので、近くに寄って写真を撮らせてもらいました。

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ハナモモ(花桃)・ゲンペイシダレ(源平枝垂) バラ科 サクラ(プルヌス)属 Prunus persica cv.Genpeishidare

モモ(桃)Prunus percica:は、中国原産の落葉小高木。果樹、花木として世界的に栽培されている。桃、紅、白色の花を咲かせる。花には一重咲き、八重咲きがある。品種には花色のほか樹形が枝垂れたり、ホウキ(箒)状に伸びる品種もある。果実は生食、缶詰などの加工品に利用される。

観賞用の種類はハナモモ(花桃)ともいい、切花、鉢植え、庭木とされる。ゲンペイシダレ(源平枝垂は、一本の木に白花と紅花を咲き分けるシダレモモ(枝垂桃)。江戸時代からある品種。

桃の園芸品種’菊桃’cv.Kikumomo、’黒川矢口’cv.Kurokawa-yaguchi、’照手紅’cv.Shoushubeni、’照手白’cv.Shoushushiro、’源平枝垂’cv.Genpei-shidare、’残雪枝垂’cv.Zansetsu-shidashidareなどがある。栽培:繁殖は実生、接木。花期:3~4月。果期:6~9月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「同・日本の樹木」より]

http://www.fsm.affrc.go.jp/renraku/jyumokuen/gazou-htmlbig/genkan-higasibig-html/ [ハナモモ・ゲンペイシダレ]

http://www.engei.net/Browse.asp?ID=8386 [花桃(ハナモモ):源平シダレ]

http://flower.heartfullunch.com/%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%83%A2%EF%BC%88%E6%BA%90%E5%B9%B3%E6%A1%83%EF%BC%89/ [ゲンペイモモ(源平桃):heart*ful flower book:花と緑の写真集]

http://www.jiten8.com/flower/jiten/KABOKU/hanamomo.php [インターネット園芸大事典:ハナモモ]

http://0424hana0714bun.blog63.fc2.com/blog-entry-311.html [Bun meets man:ゲンペイシダレがいっぱい!]


北上市展勝地公園のドウダンツツジ(灯台躑躅) 2012年5月6日(日)

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2012年5月6日(日)、紫波郡紫波町彦部まで車で行ってきました。北上川左岸沿いにある道路を北上して行く途中に北上市立展勝地公園があるので立ち寄りました。ソメイヨシノはすっかり葉桜状態になっていましたが、ほかの種類の桜が咲いていました。

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(上)旧今野家住宅(料金所)

(下)北上市立博物館(北上市立花14-59 みちのく民俗村内)http://www.city.kitakami.iwate.jp/sub03/shisetsu/shisetsu02/page_1285.html [北上市立博物館 みちのく民俗村 北上市]

http://kitakami-kanko.jp/ [岩手県北上市 きたかみ魅力辞典:北上市立博物館]

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(上)水車小屋の向かい側にある無料駐車場に車を駐めて、史跡・陣ケ丘に登ぼりました。(下)ソメイヨシノは葉桜状態になっていましたが、他の種類の桜が咲いていました。

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(下6つ)ドウダンツツジ(灯台躑躅)が白くて壺形の花を沢山咲かせていました。

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ドウダンツツジ(灯台躑躅) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus perulatus

山地の主に蛇紋岩地帯に自生する落葉低木。高さは1~3m。葉は枝先に輪生状に互生し、長さ2~4㎝の倒卵形。先は尖り、縁に細鋸歯がある。春、若葉の下に長さ7~8㎜の壺形の白い花を散形状に吊下げる。

葉の幅が広いものをヒロハドウダンツツジ(広葉灯台躑躅)var.japonicusという。ドウダンツツジの仲間は紅葉が美しい。用途:庭木。分布:本州(房総半島南部、天城山以西)、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]