2012年5月1日(火)、一関シネプラザ(一関市磐井町)で上映中の映画「HOME~愛しの座敷わらし」を観に行ってきました。盛岡市や遠野市を舞台にした映画だというので、かなり前から楽しみにしていたのでした。映画そのもののできは、田舎暮らしの不便さなどを経験している身としては、家族の絆の回復が安易に感じられましたが、「爽やかな感動を運ぶ、家族映画」であることに違いはありません。
http://www.warashi.jp/ [映画「HOME 愛しの座敷わらし」オフィシャルサイト]
(下6つ)映画館から少し離れた所(映画館の裏側)にある無料駐車場に車を駐めて外に出たら、すぐ傍のアパートの庭に植えられているボケ(木瓜)が、真っ赤な花を沢山咲かせていました。画像のものは、園芸品種のカエノメレス・スペルバ ’クレメンタイン’ではないかと思います。
(下3つ)一関シネプラザの無料駐車場の近くにある民家の庭に植えられていたボケ(木瓜)(同じ品種と思われる)も、花を沢山咲かせていました。
バラ科 ボケ(カエノメレス)属 Chaenomeles :東アジアに3種の落葉低木、小高木がある。
ボケ(木瓜) バラ科 ボケ(カエノメレス)属 Chaenomeles speciosa
中国原産の落葉低木で、日本には古く平安時代に渡来し、広く庭木として植えられているが、九州などには野生化している。中国名は貼梗木瓜。地下茎はひかない。葉は楕円形または長楕円形。雌雄同株。3~4月、赤や白の花が咲く。果実は長さ8~10cmの楕円形で、7~8月に黄色に熟す。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。
同属のスペルバC.×superbaは本種とクサボケC.japanicaとの交雑種で、優秀な品種が多く生まれている。園芸品種に’クレメンタイン’C.×superba cv.Clementineがある。
ボケの園芸品種:’アカネグモ(茜雲)’cv.Akanegumo、’チョウジュラク(長寿楽)’cv.Choujuraku、’ヒノサキガケ(緋の魁)’cv.Hinosakigake、’カンザクラ(寒桜)’cv.Kanzakura、’ハクボタン(白牡丹)’cv.Hakubotan、’トウヨウニシキ(東洋錦)’cv.Touyounishiki、’タカネニシキ(高嶺錦)’cv.Takanenishiki、’ツカサボタン(司牡丹)’cv.Tsukasabotan、’カンザラサ(寒更紗)’cv.Kanzarasa、’コシノホマレ(越の誉)’cv.Koshinohomare、' キンパイ(金盃)’cv.Kinpai、’ヒノミハタ(緋の御旗)’cv.Hinomihata、’ダイコクテン(大黒天)’cv.Daikokutenなど多数ある。栽培:繁殖は挿し木、接木。花期:3~4月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B1_(%E6%A4%8D%E7%89%A9) [ボケ(植物)Wikipedia]
http://www.hana300.com/boke00.html [木瓜(ボケ)]