peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

紫波郡紫波町「野村胡堂あらえびす記念館」のニョイスミレ(如意菫)/ツボスミレ(坪菫) 2012年5月

2012年05月08日 | 植物図鑑

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2012年5月6日(日)、野村胡堂あらえびす記念館(紫波郡紫波町彦部)に車で行ってきました。記念館の庭の傍の草地にニョイスミレ(如意菫)とかツボスミレ(坪菫)と呼ばれているスミレが小さな花を咲かせていました。

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(下6つ)ニョイスミレ(如意菫)またはツボスミレ(坪菫)と呼ばれているスミレ。

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ニョイスミレ(如意菫) スミレ科 ビオラ(スミレ)属 Viola verecunda

田の畦などの湿地に群生して生える多年草。別名:ツボスミレ(坪菫)とも呼ばれる。茎は基部から枝分かれし、高さ10~30㎝で、柔らかくみずみずしい。葉は扁芯形で低い鋸歯があり、長さ1~3㎝のハート形で、裏が紫色を帯びるものが多い。花期:3~5月。花は白色で直径1㎝ほど、唇弁が短く、全体が横広の長方形に入るような花形をしていて、唇弁の細かい紫色のすじが目立つ。生育環境により葉の形や茎の出し方などに違いがある。分布:北海道、本州、四国、九州。

栽培:年間を通して風通しの良い日当たりで管理する。湿り気のある場所で生えるので乾燥に弱く、水切れしないように注意する。植え替えは春か秋。用土は硬質赤玉土の単用か硬質鹿沼土などとの混合土を使用し、中深鉢に植え付ける。植え替え時にヒゲ根を傷つけないよう注意する。実生は採り播き、2年で開花する。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]

http://rokkoflower.cool.ne.jp/souhon/sub637.html [ニョイスミレ(如意菫):六甲山系の草本図鑑]

http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result37000.htm [ニョイスミレ:植物図鑑・撮れたてドットコム]

http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/nyoisumi.html [ニョイスミレ]

http://matome.naver.jp/odai/2132082906874384901/2132083273474468403 [ニョイスミレ:図鑑・世界のスミレの種類の画像一覧、全集]

http://www.io-net.com/violet/violet2/nyoi.htm [ニョイスミレ:すみれの部屋@(花の写真館)インターネットすみれ図鑑]


花巻市矢沢「熊谷家住宅」のヤマナシ(山梨) 2012年5月6日(日)

2012年05月08日 | 植物図鑑

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2012年5月6日(日)、紫波郡紫波町彦部まで車で行ってきました。北上川左岸沿いにある道路を北上して行く途中に熊谷家住宅(花巻市矢沢10地割149)があるので立ち寄りました。寄棟造り、茅葺の「熊谷家」本屋及び付属屋5棟が花巻市指定有形文化財(平成元年11月24日)になっています。年中無休で9:00~16:30時公開。

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(上と下)広い道路沿いに立てられている「熊谷家住宅」の看板無料駐車場

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(上)熊谷家住宅母屋(桁行き17.1m、馬屋含み23.1m)、梁間10.8mと(下)修復されたと思われる土蔵

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(上)熊谷家本屋の全景:東向きの入口をもつ本屋は、どっしりとした落ち着きのある佇まいをみせている。

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熊谷家住宅:熊谷家は、屋号を「酢屋(すや)」といい、幕末に製酢業(せいさくぎょう)を営んでいた。当時は矢沢村の肝煎り(きもいり)を勤めており、盛岡藩主席家老であった楢山佐渡(ならやま・さど)の家士でもあった。

熊谷家本屋は、江戸時代の後期、おそらく天保年間(1830~1844)頃に建てられたと推定される直屋(すごや)である。東向きの入口を入ると土間(ニワ)があり、奥に炉(ヒビト)が切られた台所と水屋、左手に馬屋(厩)がある。

右手には大小8部屋が三系列に設けられていて、北側が上下座敷となって上位に位置する。

付属屋5棟は、土蔵2棟、便所、小屋、屋敷神からなり、ほぼ同時期の建築とみられていたが、最近棟札が確認された屋敷神(牛頭天王社)は、慶応3年(1867)花巻の名工・二代目高橋勘次郎の作であることがわかった。また、本屋正面には、かつて3棟の酢・醤油蔵があったという。

熊谷家は、江戸時代後期の生活様式とともに、盛岡藩の南辺地域の大型民家が持つ屋敷景観を今に伝える貴重な文化財である。[花巻市作成パンフレット「花巻の茅葺き民家」より]

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(上)熊谷家の東側から東北新幹線・新はなまき駅までは、直線で200mぐらと思われます。

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(下6つ)ヤマナシ(山梨)または栽培梨の初期のもの。実が小さくて堅いのでイシナシ(石梨)などと呼ばれている。

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ヤマナシ(山梨) バラ科 ナシ属 Pyrus pyrifolia

落葉高木。果樹として栽培されているナシ(梨)は、このヤマナシ(山梨)から改良されたものである。若枝は褐紫色で楕円形や円形の皮目がある。樹皮は灰紫黒色。小枝は時に刺に変わる。葉は互生し、長さ6~18cmの卵円形~卵状長楕円形で、縁に細い針状の鋸歯がある。

4月、枝先に直径3.5~4cmの白い花を5~10個散房状に開く。花弁は5個。雄しべは約20個で、葯は紫色を帯びる。花柱は5個。ガク片は5個で、花の後落ちる。果実は直径3~9cmで、果序に1~2個つく。9~10月に黄褐色に熟し、表面に皮目が多い。果肉は堅くて不味い。用途:庭木、器具・彫刻材。分布:本州、四国、九州、朝鮮南部、中国中南部。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-yamanasi.htm [樹木図鑑:ヤマナシ(山梨)]

http://blogs.yahoo.co.jp/h_yamame/18445088.html [芝山の保存樹木:ヤマナシ:いわきのひみつ基地日記(Yahoo!ブログ)]

http://www.park-funabashi.or.jp/and/and_jyumok/yamanasi.htm [樹木図鑑:ヤマナシ]

http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm275.htm [ヤマナシ、山梨]

http://elekitel.jp/elekitel/nature/2012/nt_117_ymna.htm [シリーズ自然を読む:樹木の個性を知る、生活を知る「ヤマナシ」]


北上市展勝地公園のカスミザクラ(霞桜) 2012年5月6日(日)

2012年05月08日 | 植物図鑑

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2012年5月6日(日)、紫波郡紫波町彦部まで車で行ってきました。北上川左岸沿いにある道路を北上して行く途中に北上市立展勝地公園があるので立ち寄りました。ソメイヨシノはすっかり葉桜状態になっていましたが、ほかの種類の桜が咲いていました。

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みちのく民俗村の入り口にある無料駐車場に車を駐めて、中世の城跡史跡・陣ケ丘を散策しました。散策路を歩いて頂上部分の平地になっている所に着きました。

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(上)頂上部分の平地になっている所に消防義魂碑や(下3つ)金毘羅山の石碑などが立てられていました。

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(下7つ)カスミザクラ(霞桜)と思われる桜の木が何本かありましたが、今を盛りと花を咲かせていました。

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カスミザクラ(霞桜) バラ科 サクラ(プルヌス)属 Prunus verecunda(leveilleana)

山地に広く自生している落葉高木。ヤマザクラより標高の高い所に生え、四国や九州にはごく少ない。大きいものは高さ25m、胸高直径90㎝に達する。葉は長さ8~12㎝の倒卵形または倒卵状楕円形で先は鋭く尖り、基部は円形またはくさび形。縁には重鋸歯があり、裏面は淡緑色で光沢がある。葉柄はわずかに赤味を帯び、上部に2個の腺点がある。

4~5月、葉と同時に2~3個の花が散房状に咲く。花は直径2~3㎝で白色またはわずかに紅色を帯びる。花弁は5個。ガク筒は筒形。雄しべは35~40個。雌しべは1個。果実は球形で黒紫色に熟す。ヤマザクラに似ているが、同じ所では花期が遅く(1~2週間)、葉の裏面や葉柄、小花柄、ガク筒などに開出毛があるものが多い。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&下記Webサイトより]

http://www.botanic.jp/plants-ka/kasuza.htm [shu(^^)Homepage,カスミザクラ]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/rosaceae/kasumizakura/kasumizakura.htm[カスミザクラ]

http://matsue-hana.com/hana/kasumizakura.html [松江の花図鑑:カスミザクラ]

http://www.rokkosan-shizen.jp/sub140.html [カスミザクラ(六甲山系の樹木図鑑)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9 [カスミザクラ(Wikipedia)]

http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-kasumizakura.htm [樹木図鑑:カスミザクラ]